調べるきっかけ
資格試験に合格した時に、免許申請を特定記録で出したり、免許証を簡易書留で受け取ったりします…。
が、特定記録?配達記録と何が違うんだ?
簡易書留と書留って違いはなんだ?
配達証明ってのもあるけど、配達記録と何が違うんだ…?
ということでよく耳にするものを調べてみることにしました。
(基本は、郵便局のHPから調べました。詳細はここを参照してください。)
種類 | 違い |
一般書留 | ・引受けから配達までの送達過程を記録。 ・万一、郵便物等が壊れたり、届かなかった場合に実損額を賠償する。 |
現金書留 | ・現金を送付する場合専用の一般書留。 ・専用封筒はのし袋も入る大きさ→お祝いを送るときにも便利。 |
簡易書留 | ・引受けと配達のみを記録。 ・一般書留に比べて、料金が割安。 ・万一の場合の賠償額は、原則として5万円までの実損額。 |
配達証明 | ・一般書留とした郵便物について、配達したという事実を証明するサービス。 ※郵便物の実際の受取人が誰であるかを証明するものではない。 ・速達、一般書留、引受時刻証明、内容証明、特別送達、本人限定受取郵便、代金 ・引換および配達日指定以外のオプションサービスとすることはできない。 ・差出後に配達証明を請求する場合は480円となる。この場合、一般書留郵便物の発送後1年以内に、発送時の受領証を提示すること。 |
特定記録 | ・郵便物やゆうメールの引受けを記録するサービス。 ・配達の際は受取人の郵便受箱に配達。 ・引受けを記録するので、郵便物等を差し出した記録を残したいときにおすすめ。(引受けの記録として、受領証をお渡しする。) ・インターネット上で配達状況を確認でる。(配達完了メール通知サービスがご利用できる。) ・受取人の郵便受箱に配達。(配達記録(受領印の押印or署名)は行わない)。 ・Webゆうパックプリントサービスで特定記録郵便物等のあて名ラベル、受領証をご自宅で簡単に作成可能。 |
種類 | 料金 |
一般書留 | 基本料金+480円、損害要償額1万円まで。さらに5,000円ごとに+11円(上限50万円) |
一般書留(ゆうメール) | 基本料金+420円、損害要償額10万円まで。さらに5万円ごとに+23円(上限500万円) |
現金書留 | 基本料金+480円、損害要償額10万円まで。さらに5万円ごとに+23円(上限500万円) |
簡易書留 | 基本料金+350円、損害要償額5万円まで。 |
簡易書留(ゆうメール) | 基本料金++350円、損害要償額5万円まで。 |
配達証明 | 基本料金+350円、一般書留とする必要がある。 |
特定記録 | 基本料金++160円、損害賠償なし |
書留のメリット | |
1 | 当日中の再配達可能(時間にもよります) |
2 | 土曜日・日曜日・休日も配達(これはうれしい) |
3 | 配達日・時間帯希望再配達(ハンコ必要ですからね) |
4 | 郵便追跡可能(宅配便と同じですね) |
書留を利用可能なサービス | |
1 | 第一種郵便物:手紙 |
2 | 第二種郵便物:はがき |
3 | 第三種郵便物:雑誌等の定期刊行物 |
4 | 第四郵便物:学術刊行物等 |
5 | ゆうメール |
書留と兼ね合わせて利用可能なオプションサービス | |
1 | 速達 |
2 | 配達日指定 |
3 | 配達時間指定郵便 |
4 | 代金引換 |
5 | 引受時刻証明 |
6 | 配達証明 |
7 | 内容証明 |
8 | 本人限定受取郵便 |
9 | 返信依頼郵便 |
自分なりにまとめたつもりですが、間違ている個所あったらすみません。
また、この料金は、2024年5月時点のものなので、これから改定される可能性もありますのでご注意を。
(正確な料金については、郵便局にお問い合わせすることをお勧めします。)
アレ?配達記録ってのもあった気が…?
配達記録は、2009年2月末をもって廃止となってました。
(全然使わないので、調べるまで知りませんでしたね。)
ざっくりどんなもんだったかというと、
・引受時間と配達状況(届いた時間)を記録する郵便。
・料金は、+210円
・受取人の受取時にはサインか印鑑が必要。
・ 書留などとは違い、無賠償。
・休日でも配達
・配達状況の追跡サービスが利用できる
これに代わるのは、特定記録ですかね。