きっかけ
大学時代に、お婆ちゃんが作った梅酒を飲んでいました。
社会人になると同時に、実家に戻りましたが、実家にも梅の木があるので、自分でも梅酒を作ってみようかと思い実践してみました。
思いの他簡単にできたので、毎年梅酒を作るようになりました。
用意するもの(したもの)
1.梅…3㎏
2.氷砂糖…3kg
3.ホワイトリカー…1800mL×4本
4.瓶(1~3が入る大きさのもの)
今は、こういうセットも販売してるようです。
(分量は、お好みで。)
作り方
①梅もぎ
毎年母と一緒にしてます。
こんな感じで実ります。
高いところに実ったものは、脚立が必要になります。
結構枝がとげとげしているので、痛いです。
ので、暑くても長袖、軍手、あと目を保護するためにサングラスが必須です。
梅の木には、てんとう虫や毛虫、アブラムシなども生息しています。
梅の中に入り込んでる奴らもいます。( ゚Д゚)
変な虫に刺されないように気をつけましょう(笑)
昔は、他にもサクランボ、リンゴ、ナシ、かりん、桃、李などの木もあったんですが、今は柿と梅だけになってしまいました。(バナナも一時あったな。)
…実家が田舎なのが分かってしまいますね。
②選別
まずは、収穫時に一緒に入り込んだ枝や葉っぱを取り除きます。
その後、1軍、2軍、捨ての3つに選別します。
うちの場合、縁側に新聞紙を敷いて、広げながら選別します。
1軍(結構綺麗なもの)は、梅漬けにします。
2軍(ちょっとキズもの)は、梅酒にする予定です。
捨ては、虫に食われていたり、病気してたり、大きい傷等の問題がある梅になります。
梅酒に2軍を使用するのは、どうせヘタをる手間が入るので、ついでににダメな部分は切り取る作業をすればいいかなと。
それに、すこし切り込みを入れた方が、浸透圧で梅エキスが出やすいだろうと。
選別した梅はこんな感じです。
③洗います
たらいに入れて、水入れてゆすぎます。
回りについてる埃をとるわけです。
④灰汁抜き
たらいに梅をいれて水を梅が被るまで入れて、1晩置きます。
次の日には、こんな感じで灰汁が浮いてます。
⑤また洗います。
灰汁抜きした水を捨てて、もう一回ゆすぎます。
⑥乾かします。
キッチンペーパーなどで、梅に着いた水分をふき取ってしまってもいいかと思います。
⑦いよいよ漬けです。
瓶などに梅と梅と同じ重さの氷砂糖を入れます。
余った隙間にホワイトリカーを注ぎます。
数年前は、「サントリー 果実の酒用ブランデー V.O 1800ml 紙パック」で作ったこともあります。
アリですけど、ホワイトリカーの方が値段が安いので、ホワイトリカーにしてます。
⑧放置
涼しいところに置きましょう。
でないと痛んでしまいます。
最低1か月は置きたいですね。
私は、気分なので、3ヵ月で飲む時もあれば、1年置くときもあります。
氷砂糖が溶けていないときは、時々かき混ぜます。
⑨飲む!
色が茶色になってきたら飲みます。
やっぱりロックですかね。
⑩酸っぱいと感じたら
氷砂糖を追加して、また放置します。
その場で飲みたいなら、普通の砂糖を溶かしたり、甘いサイダーなどで割って飲むのもいいかと思います。
⑪梅も食す
梅酒に着けた梅もおいしくいただけます。
子供の頃に旨さを知りました。(笑)
が、母は滅多に食べさせてはくれませんでした。
かけらをちょっとくれるだけでした。
梅酒の梅だったからだと知ったのは、飲めるようになってから。
そういうことだったのかと。
確かに、甘さの中に刺激的な感じがしたのは、アルコールだったのね。(笑)