どんな資格?
下水道の 実施設計 や 工事の監督管理 を行うために必要な技術力を証明する資格です。
2種に合格すると、以下のような下水道法で必要な「実務経験年数」が短縮されるメリットがあります。
・下水道の 実施設計
・下水道工事の 監督管理
・下水道処理施設、ポンプ施設に関わる技術的判断の補助
つまり、現場寄りの設計・施工管理の技術者向け の資格ですね。
きっかけ
昨年3種を取得しましたので、次は2種を取ることにしました。
(3種は、会社の先輩が持っていたので、知りました。)
2種は、3種の上位資格…ではありません!
3種の生地でも書きましたが、2種は3種の上位資格というわけではないです。
| 検定区分 | 検定の対象 |
| 第 1 種 | 下⽔道の計画設計を⾏うために必要とされる技術 |
| 第 2種 | 下⽔道の実施設計及び⼯事の監督管理を⾏うために必要とされる技術 |
| 第 3 種 | 下⽔道(処理施設、ポンプ施設)の維持管理を⾏うために必要とされる技術 |
| 管路施設 | 管路施設の維持管理を適切に行うために必要とされる技術 |
ざっくりいうと
1種:下水道の計画設計
2種:下水道の実施計画、工事監督
3種:下水道処理施設の維持管理
管路:管路施設の維持管理
って感じですかね?
試験について
試験機関:地方共同法人 日本下水道事業団
試験日:11月第2日曜日
申込期間:6月中旬~7月下旬頃
受験料:9,200円 + システム利用料528円(税込)= 9,728円
合格率:35%前後
合格基準:正答率が7割程度(合格点が毎年変動)
合格発表:12月中旬
受験資格:特になし
受験地:札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇
問題形式:多肢選択式/3時間15分(※最後まで残らないと、問題冊子を持ち帰れません!)
試験項目:① 下水処理、② 工場排水、③ 運転管理、④ 安全管理、⑤ 法規
申込方法:書面申請 or 電子申請
サイトのアドレス:https://www.jswa.go.jp/
勉強期間:1~2ヶ月程度
勉強経費:テキスト…4,000円程度、問題集…4,000円程度
勉強方法
まずは、いつものごとく、テキストをさら~っと読みます。
使用テキストはこれです。
テキストは、会社の昼休みに読みました。
電気工事士の学科受かったら、座学の勉強がなくなるので、座学に当てれる時間は、下水道に注力です。
テキストが読み終わりましたら、問題集をひたすら解きまくります。
使用した問題集は、これです。
問題集は8周しました。
毎周できた問題に〇、できなかった問題に×を付けていきます。
1周目は、普通にといて、〇×つけていきます。
2周目は、〇×の他にできなかった問題の解説に朱色の線を引いていきます。
3周目は、青線。
4周目は、緑線。
ここで、青線、緑線のもを一旦ワードにまとめました。
あとで、まとめた物を紹介しますね。
5周目は、黄色。
6周目は、ピンク。
7周目は、オレンジ。
8周目は、濃い赤線。
と色をつけて、毎回できなかった問題がビジュアル的に見えるようにしました。
ので、問題集は結構カラフルになりますw
あと、ここで購入できる問題集も1冊使いました。
(ヤフオクで売られていたので、とりあえず購入した感じです。)
オーム社の問題集には載っていない問題があったり、力学(モーメント)についてオーム社の解説では分からなかった問題が分かったりしたので、購入した価値はありました。
オーム社の問題集は、技術者向けだからか、解説がちょっと大雑把な気がします。
初心者には、わかりずらいところがあるんですよね…。
試験に向けて、前泊しました
試験会場は、昨年の3種の時と同じだったでその点は、よかったのですが、開始時間がなんと9時からでした…。
当日移動では、開始時間に間に合いません。
ということで、前日移動になります。
前日の土曜日は出勤日だった為、有給休暇を取得して前泊しました。
が、狙っていたホテルは満室でした…。
ので、ちょっと離れた駅のホテルに泊まりました。
ってか、都会の一泊高っ!
これは、インバウンドの影響?
確かに宿泊客は、中国人が多かったな。
試験当日
当日はなんと雨。
久しぶりに折り畳み傘の出番です。
向かっているときに突風で傘の骨が折れました…。
向かっているときには気づかなったのですが、家に帰ってから発覚しました。
道理で、試験会場で収納する時なんか違和感があったわけだと納得。
20年位愛用していたので、元は取っているのですが、長年使っていただけにちょっと悲しい。
試験会場到着
試験会場には、30分くらい前につきました。
…っら、すごい行列ができていました。
会場がビルの13階だった為、エレベーターに乗るための列でした。
んー、この列に並んでいる時間はもったいないので、列がなくなるまで近くのテーブルで復習です。
試験開始20分前くらいになって、ようやく空き出したので会場へ。
今回は、一番前の席ではありませんでした。
とりあえず、席を確認し、荷物を置いたらトイレへ。
試験時間は3時間なので、済ませておきましょう。
試験時間…3時間15分
さてさて、試験開始です。
が、最初の15分は試験についての説明とか、問題を配布したりの時間でした。
ということで、試験自体は3時間になります。
ちなみに、席には受験票と注意事項が描かれた用紙と封筒が置かれています。
そう、受験票は持って行く必要がありません。
封筒は、合格証を自分あてに送るための物?と思っていましたが、そうではなく、携帯をこれに入れて鞄にしまうための封筒でした。
タブレットを持ってきている人は、別途大きい封筒が配布されました。
そして注意事項の書かれた紙ですが、最初の15分で読み上げると思ったらそんなことはありませんでした。
ので、試験開始前のギリギリまで復習していたので、中身をちゃんと把握することなく試験を受ける事になりました。
いよいよ試験開始です。
感触としては、まぁまぁ行けたかなという感じです。
7割は取れているだろうという感じでした。
が、いかんせん3時間は長い…。
ので、途中でトイレに行きたくなりました。
けど、手を挙げて試験管に申し出ればトイレに行かせてもらえました。
ちなみに試験開始後30分したら、退出することができます。
1時間を過ぎたあたりから退出する人が出てきたかな?
でも試験時間が終了する前に退出してしまうと、問題が持って帰ることができません…。
あと、一度退出すると戻ることもできません。
問題は持ち帰りたかったので、最後までいました。
そもそも、見直しを含めて余った時間は30分もありませんでしたけどね。
そこそこわからない問題があったので、結構悩んだんですよ。
(結局間違ってましたけどw)
試験結果
試験後、1週間くらいすると、問題と解答が公開されます。
(1か月間という限定期間ですけど)
早速解答を確認し、答え合わせをしました。
48/60問=80%の正答率でした。
例年通りいけば、70%前後がボーダーラインなので、よっぽどのことがない限り合格しているはずです。
ということで、12/17に合格通知メールが来ました。
12/18が合格発表と聞いていたので、サプライズでしたね。
嬉しさのあまり、お酒を飲みましたw
翌日の12/18に合格証書が届きました。
この合格証書が届く日を合格発表日としていたのかな?
そうそう、この合格証書、3種とフォーマットが違う…。
毎年変わるんかな?
勉強でワードにまとめたものをちょっと紹介
管渠の流量計算
| 流速計算 | 式 | 流速係数 |
| 自然流下式管渠 | マニング式 or クッター式 | |
| 圧送式管渠 | ヘーゼン・ウィリアムス式 | 110を標準とする |
管渠の粗度係数
| 管渠の種類 | 粗度係数(n) |
| 鉄筋コンクリート管(陶管を含む) | 0.013 |
| 硬質塩化ビニル管および強化プラスチック管 | 0.010 |
| 更生工法を施した管 | 0.010 |
管渠の断面積
| 矩形 | 水深を内のり高さの9割 |
| 馬蹄型きょ | 水深を内のり高さの8割 |
管渠内流速
| 管渠の種類 | 最小流速(m/s) | 最大流速(m/s) | 理想的な流速(m/s) |
| 汚水管渠 | 0.6 | 3.0 | 1.0~1.8 |
| 雨水管渠 | 0.8 | ||
| 合流管渠 |
下水道用鉄筋コンクリート製組立マンホールの形状別用途
| 呼び方 | 記号 | 内径寸法 | 形状 | 用途 |
| 円形0号マンホール | CM0 | 75cm | 円形 | 小規模な排水または起点 他の埋設物の制約から1合マンホールが設置できない場合 |
| 円形1号マンホール | CM1 | 90 cm | 間の起点及び内径500㎜以下の管の中間点並びに内径400㎜までの管の会合点 | |
| 円形2号マンホール | CM2 | 120 cm | 内径800㎜以下の管の中間点及び内径500㎜以下の管の会合点 | |
| 円形3号マンホール | CM3 | 150 cm | 内径1,100㎜以下の管の中間点及び内径500㎜以下の管の会合点 | |
| 円形4号マンホール | CM4 | 180 cm | 内径1,200㎜以下の管の中間点及び内径500㎜以下の管の会合点 | |
| 円形5号マンホール | CM5 | 220 | 内径1,500㎜以下の管の中間点及び内径500㎜以下の管の会合点 |
汚水桝の掲揚別用途
| 呼び方 | 寸法 | 形状 | 用途 | |
| コンクリート製 | 1号汚水桝 | 内径:30cm、 内法:30×30cm | 円形 or 角形 | 取付管内径:150cm 深さ:0.7m未満 |
| 2号汚水桝 | 内径:36cm、 内法:36×36cm | 円形 or 角形 | 取付管内径:150cm 深さ:0.7m未満 | |
| 3号汚水桝 | 内径:50cm、 内法:50×50cm | 円形 or 角形 | 取付管内径:150cm 深さ:0.8m未満 | |
| 4号汚水桝 | 内径:70cm、 内法:70×70cm | 円形 or 角形 | 取付管内径:200cm 深さ:1.1m未満 | |
| プラスチック製 | 硬質塩化ビニル製汚水桝 | 内径:15cm 内径:20cm 内径:30cm 内径:35cm | 円形 | 取付管内径:100cm以下に使用 取付管内径:150cm以下に使用 取付管内径:150cm以下に使用 取付管内径:150cm以下に使用 |
| ポリプロピレン製汚水桝 | 内径:30cm 内径:35cm | 円形 | 取付管内径:150cm以下に使用 取付管内径:150cm以下に使用 | |
ポンプ場設計
| 沈砂池 | 水面積負荷 |
| 汚水沈砂池 | 1,800㎥/(㎡・日) |
| 雨水沈砂池 | 3,600㎥/(㎡・日) |
公共道路の取り付け管
| 項目 | 規定 |
| 取り付け管の最小管径 | 150㎜(標準) |
| 取り付け管の取り付け位置 | 本管の中心線から上方 |
| 取り付け管の間隔 | 1m以上離した位置 |
| 取り付け管の勾配 | 埋設深さが大きくなるのを避ける為、10‰(1/100)以上 |
排水設備の宅地ます
| 桝 | |
| 雨水浸透桝 | 雨水を地中へ浸透させることにより、雨水流出量を減少させる |
| ドロップ桝 | 管の会合点で、極端な段差が生じる箇所に設置するもの 雨水枡の底部には、砂又は土などが堆積しないようにインバートを設ける |
| 分離桝 | 管の会合点で管底高に極端な段差が生じる箇所に設置する 下水道施設値の負荷の軽減を必要とする場合、固形物、油脂、土砂等を分離するために設ける |
| 汚水・合流桝底部 | インバートを設ける |
| 雨水桝底部 | 深さ15㎝以上の泥だめを設ける |
| トラップ桝 | 排水設備の器具に防臭トラップが接地できない場合に、防臭等を目的として設置する |
排水設備のトラップ封水の破られる原因
| 用語 | 現象 |
| 吸出し作用 | 竪管に近いところに器具を設けた場合に置きやすい。 立管の上部から一時に多量の水が落下して、立管と横カントのセル郷部付近が大気圧より低くなることが原因 |
| はね出し作用 | 器具からの多量排水が原因 立管に多量の水が落下した時に横間の圧力の急上昇が羽田氏作用を引き起こす |
雨水貯留施設
| 貯留施設 | 説明 |
| オンサイト | ・降ったその場所で、雨水の一時貯留を図り、雨水の流出を抑制するもの ・各戸貯留 |
| オフサイト | ・流出した雨水を集水して別の場所で貯留し、比較的大規模に雨水流出を 制御するもので、河川管理者や下水道管理者が管理することが一般的 ・防災調整池 |
土のコンシステンシー
| 限界 | 説明 |
| 液性限界 | 土が組成を示す状態~液性に移る限界 |
| 組成限界 | 半固体を示す状態~組成帯に変化する限界 |
| 収縮限界 | 個体を示す状態から半固体を示す限界 土を乾燥させていくとき、土の体積が減少しなくなる限界の含水比 |
杭基礎の支持層の確認方法
| 工法 | 打ち止め決定方法 |
| 打撃工法 | リバウンド量、貫入量など |
| バイブロハンマ工法 | バイブロハンマモータの電流値、貫入速度など |
| 工法 | 支持層の確認方法 |
| オールケーシング工法 | ハンマグラブより排出した土を目視にて、土質柱状図や 土質試験のサンプルと比較 |
| アースドリル工法 | バケットにより掘削した資料の土質と深度による |
ヒービング防止又はボイビング防止のための補助工法
| 使用目的 | 適用できる補助工法 |
| ヒービング防止 | 深層混合処理工法 土留め壁の根入れと剛性を増す方法、 掘削底面化を地盤改良して、土の非排水せん断強さを増す方法 土留め壁の背面地盤を盤下げして、ヒービング機動力を減少させる方法 ↕ 地下水低下はダメ |
| ボイリング防止 | 深層混合処理工法 地下水位低下工法 ディープウェルやウェルポイントにより以下水位を低下させる方法 |
| 低盤の盤ぶくれ防止 | ディープウェルを用いて被圧水頭を低下させる方法 |
土留め工
| 土留工 | 説明 |
| 親杭横矢板土留め壁 | H形鋼等の親杭を1~2m間隔で地中に打ち込み、親杭間に横矢板を挿入していく土留め壁で、遮水性は良くない |
| 建込み簡易土留め | 施工性の良い反面、一時的に掘削後の地盤が自立することが前提であるため、地下水の有無、地盤の自立高さの検討等、地盤性状をよく把握して計画する必要がある |
| 軽量鋼矢板の継手 | 鋼矢板の継手より遊びが大きいため、鋼矢板に比べて止水性が劣る |
| 控え杭タイロッド式 土留め工 | 土留め壁の根入れ部の受動抵抗に加えて、土留め壁の背面地盤中に設置したH形鋼、鋼矢板等の控え杭及びタイロッド、腹起し等の支保工によって側圧を支持する方式 |
| 土留め工法 | 説明 |
| グラウンドアンカー式 | 切梁の代りに土留め壁背面の安定した地盤に設置した引き抜き部材(PC鋼線等)を用いた方式 |
| 切梁式土留め | 土留め壁に作用する側圧を切梁と根入れ部分の地盤の受動抵抗によって土留め壁を支持させ、土留め壁の内部を掘削する方式 |
| 自立式土留め | 主として掘削側の地盤の抵抗によって土留め壁を支持する方法 掘削深さが3m程度までの掘削に用いられる |
| 切梁プレロード工法 | 掘削に先立って切梁に油圧ジャッキによる荷重を与え、土留め壁を地山側に押さえつけた後に、次の掘削を行う工法 |
| 親杭横矢板土留めの親杭 | H形鋼等の親杭を1~2m間隔で地中に設置する |
| ソイルセメント地下連続壁 | 地盤種別により性能に差が生じるため注意が必要 特に有機質土では強度が期待できない場合がある |
| 鉄筋コンクリート地下連続壁 | 止水性は良いが、泥水処理施設が必要なため広い施工スペースが必要 |
鋼矢板の現場継手
| 継手工法として現場溶接を用いる場合 | 断面剛性を上げるため、突合わせ溶接と補強版の添接溶接とを併用する |
| 継手工法としてボルト溶接を用いる場合 | 応力伝達はボルト接合のみで受け持たせることとしている |
耐震設計上の設計地震動(土木構造物)
| 対象施設 | 設計地震動 | 解説 |
| 管路施設 及び 土木構造物 | Lv1地震動 | 施設の共用期間内に1~2度発生する確率を有する地震動 |
| Lv2地震動 | 陸地近傍に発生する大規模なプレート境界地震や、直下型地震による地震動のように、施設の供用期間内に発生する確率は低いが大きな強度をもつ地震動 | |
| 建設構造物 | 中地震動 | 耐用年限中に数度は遭遇する程度の地震動 |
| 大地震動 | 耐用年限中に一度遭遇するかもしれない程度の地震動 |
補助工法の効果
| 補助工法 | 目的 | 効果 |
| 凍結工法 | 止水や遮水 | 不透水層の造成による効果 |
| 薬液注入工法 | 土留め壁の欠損部防護 | 欠損部地盤に薬液を注入して代替壁の造成 |
| 鋼矢板工法 | 既設構造物の変状防護 | 施工に伴う影響を遮断壁の構築により低減 |
| 深層混合処理工法 | 止水や遮水 | 不透水層の造成による効果 |
地下水位低下工法及び止水工法の分類
| 工法名 | 目的 | 対策方法 | 概要 |
| ウェルポイント工法 | 水位低下 | 地中に設置したパイプから真空ポンプにより地下水をくみ上げる 真空にて揚水するための可能な水位低下量はせいぜい6m(4~6mが通常) | |
| ディープウェル工法 | 水位低下 | 釜場の重力排水 | 重力により地下水を集め水中ポンプ等で排水 地下水を水中ポンプで揚水するもの |
| 凍結工法 | 止水、土留め壁の欠損部防護 | 埋設した鋼管内に冷却液を循環させ凍土壁を構築する | |
| 薬液注入工法 | 止水 | 地盤固結 | 薬液の圧力注入における地盤固結 薬液注入工法は、土砂地盤のみに適用され |
| 暗渠・明渠排水工法 | 地盤固結 | ||
| 鋼矢板工法 | 土留め工法 | ||
| 地下水位低下工法 | 土砂の流出防止 | ||
| 生石灰くい工法 | 軟弱なシルト、粘土。 ロームに適用 | ||
| 機械攪拌工法 | 硬質地盤以外に | ||
| 高圧噴射攪拌工法 | 硬質性粘度を除いて、 ほとんどの地盤に適用可能 |
軟弱地盤対策工法
| 工法 | 説明 |
| プレロード工法 | 盛土荷重を載荷して粘性土地盤の圧密を十分進行させ、地盤の強度増加を図った後、盛土を除いて構造物を施工する工法 |
| サンドドレーン工法 | 砂柱を地盤中に鉛直に造成することにより、排水距離を短くして圧密を促進し、自慢の強度増加を図る工法 |
| 深層混合処理工法 | セメント系の固化剤を地中に供給し、原一の軟弱度を強制的に拡販混合することで安定処理度を形成する工法、沈下抑制が目的 |
| サンドマット工法 | 軟弱地盤上に砂などの材料を次の目的で施工するもの 軟弱地盤の圧密の為の上部排水層の役割盛土中への地下水の上昇を遮断する地下排水層の役割施工器秋のトラフィカビリティを確保する支持層の役割 |
| バイブロフローテーション工法 | 砂質地盤んお改良工法の1つで、棒状の加振装置とウォータージェットノズルを持つバイブロフロットを用いて、地盤中に穿孔し、砂礫などを充てんする工法 |
| サンドコンパクションパイル工法 | 地盤内に鋼管を貫入して管内に砂等を投入し、振動により締固めた砂杭を地盤中に造成する工法 |
シールド掘削機
| 用語 | 説明 |
| 隔壁 | 切羽の安定を図るための泥土あるいは泥水の圧力を保持する目的で、フード部とガーダー部の間に設置する壁 |
| テールクリアランス | シールドのテール部におけるセグメント外面と スキンプレート内面との間隔をいう |
| シールドジャッキ | シールドを推進させるためのジャッキ |
| エレクター | セグメントを所定の形状に組み立てる装置 |
| 中折れ装置 | シールド本体を屈曲させ、屈曲施工時の線形を確保するために 分割したシールド本体間に設ける装置 |
小口径管推進工法
| 方式・工法 | 説明 |
| 泥土圧方式 | 推進管の先端に先導体を装備し、添加材注入と止水バルブの採用により切羽の安定を保持しながら、カッタの回転により掘削を行う。一工程式 |
| 泥水方式 | 推進管の先端に先導体を装着し、泥水圧を切羽に作用させカッタの回転で掘削・推進するため、二工程式に適している。構内土砂搬出設備は不要 |
| オーガ方式 | 先導体内にオーガヘッド及びスクリュコンベアを装着し、この回転により掘削排土を行いつつ、推進管を推進する方式。一工程式 |
| 圧入方式 | 先導体及び誘導間を到達立坑まで圧入推進させた後、これを案内として推進管を推進する二工程式 |
管渠の構成工法
| 工法 | 概要 |
| 改築推進工法 | 既設管渠より一回り大きい管を外側に抱え込む状態で推進押入し、内側の季節管渠を破砕除去し、管を構築 |
| さや管工法 | 既設管渠より小さい管径で製作された管渠をけん引挿入し、感激に充填剤を注入することで管を構築 |
| 形成工法 | 硬化性樹脂を含浸刺せたライナー等を既設管渠内に引込み、空気圧などで拡張・密着、硬化させて管を構築 |
| 製管工法 | 既設管渠内に硬質塩化ビニル材などを勘合させながら製管し、既設管渠との感激にモルタルなどを充てんすることで管を構築 |
土留め工法と土留めの壁の築造もしくは土留め壁内の掘削に使用する施工機械
| 土留め工法 | 施工機械 |
| 鋼矢板工法 | バイブロハンマ― |
| 親杭横矢板工法 | 建込用の圧入専用機(引抜機は使用しない) |
| 柱列式連続地中壁工法 | 三軸式アースオーガー |
| ライナープレート工法 | 油圧クラムシェル |
運搬機械
| 運搬機械 | 運搬距離 |
| 被けん引式スクレーパ | 運搬距離:70~300m |
| スクレープドーザ | 運搬距離:50~500m |
| 自走式スクレーパ | 経済的搬土距離:200~1,500m |
| ダンプトラック | 積み込み機との組み合わに留意 |
土の締固め機械
| 締固め機械 | 説明 |
| アースオーガーによる穿孔掘削 | ・径が100㎜以上の礫を含む砂礫層や玉石層では、 一般に穿孔が困難 |
| ディーゼルハンマ | ・騒音・振動が大きく、適用場所が極めて限定的 |
| ドロップハンマ | ・打撃エネルギーが小さい為、長尺な杭や硬質な 地盤における施工には適さない |
| バイブロハンマ | ・騒音は比較的少ないが、振動が大きいため適用場所が限定される ・締まった砂層・砂礫層で、ウォータージェットを 併用する場合がある |
| 油圧圧入 | ・騒音・震動が極めて少なく、市街地や住宅などにおける施設に 適している。 ・圧入力にはおのずと限界がある。 |
コンクリート標準示方書(設計編)に示されている用語の定義
| 鉄筋 | 説明 |
| 主鉄筋 | 各種見解状態を満足させるために計算し、配置される せん断力ではなく、引張・圧縮応力に対抗させるために計算している |
| せん断補強筋 | せん断力に抵抗させるために計算し、配置される |
| スターラップ | 正鉄筋または負鉄筋を取り囲み、 これに直角または直角に近い角度をなす横方向鉄筋 |
| PC鋼 | プレストレスを与えるために用いる高強度の鋼材 |
| 折曲鉄筋 | 正鉄筋又は負鉄筋を曲げ上げ、あるいは曲げ下げた主鉄筋 |
| 帯鉄筋 | 柱の軸方向鉄筋の座屈防止とせん断補強のために、 軸方向鉄筋を取り囲んで直角に配置される横方向鉄筋 |
コンクリート標準示方書(設計編)に定める設計値
| 項目 | 設計値 |
| コンクリートの ポアソン比 | 引張を受け、ひび割れを許容する場合:0 弾性範囲内でひび割れを許容しない場合:0.2 |
| コンクリートの 中性化速度係数 | 中性化が進行する深さが暴露(共用)期間の平方根に比例 中性化の進行は、コンクリートが乾燥している方が速い |
| 鋼材のヤング係数 | 190~200kN/㎟ |
コンクリート標準示方書(施工編)に示されているコンクリートの用語
| 用語 | 説明 |
| 割増係数 | 配合強度を定める際に品質のばらつきを考慮(施工条件ではない)し、設計基準強度に乗じる係数 |
| スランプ | フレッシュコンクリートの柔らかさの程度を示す指標 スランプコーンを引き上げた直後のいた滝部の下がりで表す |
| 細骨材率 | コンクリート中の禅骨材料に対する細骨材量の絶対容積比(%) |
| ブリーディング | フレッシュコンクリートにおいて、個体材料の沈降または分離によって、 練混ぜ水の一部が遊離して上昇する現象 |
| 粗骨材 | 5㎜網ふるいに質量で85%以上留まる骨材 |
| 細骨材 | 10㎜網ふるいを全部通り、5㎜網ふるいに質量で85%以上通る骨材 |
| 水セメント比 | フレッシュコンクリートまたはフレッシュモルタルに含まれる セメントペースト中の水とセメントとの質量比 |
| コンシステンシー | フレッシュコンクリート、フレッシュモルタル、フレッシュペーストの変形または流動に対する抵抗 |
| 混和材料 | コンクリートに特別の性質を与えるために 打ち込みを行う前までに必要に応じて加える材料 |
| あき | 互いに隣り合って配置された鋼材の純間隔 |
| かぶり | 鋼材あるいはシースの表面からコンクリート表面までの最短距離で計測したコンクリートの厚さ |
| コールド ジョイント | 先にお打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートの間が 完全に一体化していない不連続面 |
フレッシュコンクリートの受入検査
| 検査項目 | 検査方法 |
| 配合検査 | 計量印字記録 |
| ワーカビリティー | 目視 |
| 強度 | 圧縮強度試験 |
土木工事費等
| 共通仮設費 | 項目 |
| 運搬費 | ・機械器具の運搬 ・現場内における機材の運搬 ・質量20t以上:積み上げ計算、質量20t未満:率計算 |
| 準備費 | ・準備及び後片付け ・調査、測量、丁張り等 ・伐開、静置、除草 |
| 事業寝室防止施設費 | ・未然に防止するための仮施設の設置費、撤去費、維持管理費 |
| 安全費 | ・交通管理 ・安全施設等 ・安全管理 ・バリケード等の使用期間中の損料 |
| 役務費 | ・土地の借り上げ ・電力、用水等の基本料 |
| 技術管理費 | ・出来形管理のための測量等 |
| 営繕費 | ・現場事務所、試験室等の営繕 ・労働者宿舎の営繕 ・倉庫及び材料保管上の営繕 ・労働者の輸送 ・営繕費に係わる敷地の借り上げ |
| 共通仮設費 | 直接工事費(交通誘導員が含まれる)、支給品費、 無償貸与付機械等評価額、事業損失防止施設費 が含まれる |
| 維持修繕費 | 機械の効用を維持すために必要な整備及び費用で、運転経費以外のもの(工場で行う小規模であっても修理に要する費用は入らない) |
| 法定福利費 | 一般管理費に計上:本店及び支店の従業員に関する保険料 |
公共工事標準請負契約約款
| 設計変更 | 決定 |
| 工事目的の変更を伴わない変更 | 発注者、受注者が協議して発注者が行う |
| 工期の変更、請負代金の変更 | 発注者、受注者が協議して定める 協議が整わない場合、発注者が定め、受注者に通知 |
施工計画書等
| 管理 | 内容 |
| 出来形管理 | ・設計図書に指定する構造物の位置・形状・寸法を確保することが目的 ・工事の施工と平行して(工事完了後ではない!)出来形管理基準により 実施し、設計値と実測値を対比して確認しなければならない |
| 出来高管理 | ・設計図書で指定した数量と現場に築造した数量と照合することにより 施工の数値的な管理及び施工の真直度を管理することが目的 |
施工計画書の作成
| 工程管理図表 | 特徴 |
| ネットワーク | ・ふくそうするような工事 ・クリティカルパスの発見により、その工事の特性が把握でき、重点管理が可能 |
| バーチャート方式 | ・工種も少なく単純な工事 |
| 横線式工程表 | ・工事を構成するすべての作業を鋼種別の着工順位従って明記 ・横線式工程表の作成作業は容易 ・作業の関連性が明らかでない等の短所あり |
標準活性汚泥法とオキシデーションディッチ法の諸元
| 諸元 | 標準活性汚泥法 | OD法 |
| MLSS濃度[mg/L] | 1,500~2,000 | 3,000~4,000 |
| 反応タンクの滞留時間(HRT)[h] | 6~8 | 24~36 |
| BOD-SS負荷[kg・BOD/ kg・MLSS・日] | 0.2~0.4 | 0.03~0.05 |
| 汚泥返送比[%] | 20~40 | 100~200 |
標準活性汚泥法の最初沈殿池
| 水面負荷 | 計画一日最大汚水量に対して35~70㎥/(㎡・日) 合流式で25~50㎥/(㎡・日) |
| 有効水深 | 2.5~4.0m |
| チューンフライト式掻き寄せ機速度 | 0.3~1.2m/分以下 |
| 隻の越流負荷 | 250㎥/(㎡・日) |
標準活性汚泥法の最終沈殿池
| OD法 | 一般的に最初沈殿池を設置しない |
| 反応時間 | 酸素活性汚泥は、標準活性汚泥法の半分 |
| 反応タンクの形状 | ・矩形水路方式の反応タンクは、推進を深くすることが可能 →処理施設の平面配置は有利 ・無終端水路形式は、水深が浅く(1.0~5.0m)、施設面積は大 |
| 回路式活性汚泥法 | 単一の回分槽で活性汚泥により反応と混合液の沈殿、上澄み水の 排水、沈殿汚泥の排泥の工程を繰り返し行う下水処理方式 |
| 水面積負荷 | 計画1日最大汚水量に対して、20~30㎥/(㎡・日)が標準 |
| 有効水深 | 2.5~4.0m |
| 隻の越流負荷 | 150㎥/(㎡・日) |
| チューンフライト式掻き寄せ機速度 | 0.3/分 |
| 回転式掻き寄せ機板の外周速度 | 2.5m/分未満 |
高度処理OD法のエアレーション装置
| 反応タンク内の流速 | 最低流速(底部流速)0.1m/s以上、平均流速0.25m/s程度 |
| 装置の能力 | 計画1日最大汚染水量流入時における1日の必要酸素量を12時間で供給できるものとする |
処理方法別除去SS量当たり汚泥発生率
| 処理方法 | 除去SS量当たり汚泥発生率[%] |
| 標準活性汚泥法 | 100 |
| OD法 | 75 |
| 長時間エアレーション法 | 75 |
| 回分式活性汚泥法(低負荷) | 75 |
| 好気性ろ床法 | 100 |
| 接触酸化法 | 93 |
高度処理法
| 処理方法 | 説明 |
| 硝化内生脱窒法 | 反応タンクの前段に好気タンク、中段に無酸素タンク、 後段に好気(再曝気)タンクを設け、窒素を除去する |
| 嫌気好気活性汚泥法 | 反応タンクの前段に嫌気タンク、後段に好気タンクを設け、 生物学的にりんを除去する |
| 嫌気無酸素好気法 | 好気タンクの硝化液を無酸素タンクに循環させる |
標準活性汚泥法における最初沈殿池の水面積負荷
| 分流式 | 35~70[㎥/(㎡・日)] |
| 合流式 | 25~50[㎥/(㎡・日)] |
長時間エアレーション法の反応タンクの管理
| 押出し流れ式の設計諸元 | 説明 |
| 特徴 | 最初沈殿池を省略し、有機物負荷を低くして余剰汚泥の発生量を制限する方法 |
| MLSS濃度[mg/L] | 3,000~4,000 |
| BOD-SS負荷[kg・BOD/ kg・MLSS・日] | 0.05~0.10 |
| 反応タンクの水深[m] | 4~6 |
| 反応タンクの形状 | 矩形 |
| HRT[h] | 16~24 |
| 汚泥返送比[%] | 100~200 |
| 必要酸素量[kgO2/kgBOD] | 1.4~2.2 |
小規模処理場
| OD法 | 接触酸化法 | 好気性ろ床法 | 回分式活性汚泥法 | |
| 汚水調整池 | × | 〇 | ||
| 最初沈殿池 | × | 〇 | 〇 | ×(原則) |
| 反応タンク(接触酸化法) | 〇 | |||
| 最終沈殿池 | 〇 | × |
ポンプ場
| 雨水ポンプ場の沈砂池の設計 | 水面負荷 |
| 平均流速 | 0.3m/s程度 |
| 滞留時間 | 30~60s程度 |
| 雨水沈砂池の流入下水量は計画雨水量で水面負荷は | 3,600[㎥/(㎡・日)] |
| 汚水沈砂池の標準の水面負荷 | 1,800[㎥/(㎡・日)] |
| 底部の勾配 | 1/100~1/200程度 |
| スクリーン部の通過流速 | 0.45m/s |
下水処理
| 汚泥の嫌気性消化 | 有機物を嫌気性微生物の働きで低分子化、液化及びガス化する処理 |
| 汚泥脱水 | ・濃縮汚泥を含水率80%程度に脱水し、 液状の汚泥をケーキ上にし、取り扱いを容易にするプロセス ・一般的な濃縮汚泥は含水率が96~98%程度 ・この汚泥を脱水して含水率80%程度にすると、 得られる汚泥はケーキ状になり、体積は、1/5~1/10程度に減少 |
遠心濃縮機
| 濃縮汚泥の含水率 | 96%程度 |
| 固形物回収率 | 85~95% (標準) |
常圧浮上濃縮の浮上タンク
| 固形物負荷 | 25[kg・ds/(㎡/h) |
| 固形物回収率 | 95%以上(標準) |
| 気固比(単位汚泥固形物当たりの空気量) | 0.05~0.1[kg空気/(kg・ds) |
| ベルト式ろ過農集機 | ベルト式ろ過農集機 |
| 含水比 | 95~96% |
| 薬品添加率 | 0.3% |
汚泥の固形物滞留時間(SRT)
| SRT | 大 | 小 |
| 活性 汚泥法 | ・長時間エアレーション法 ・OD法 ・低負荷回分式活性汚泥法 | ・酸素活性汚泥 ・標準活性汚泥法 ・高負荷回分式活性汚泥法 |
| 特徴 | ・運転、維持管理が容易 ・処理の安定性がある ・余剰汚泥の発生量が少ない ・施設面積が大きい ・エネルギー消費量(水処理) が大きい ・消化促進の運転がしやすい | ・運転、維持管理が相対的に難しい ・流入変動の影響を受けやすい ・余剰汚泥の発生量が多い ・施設面積が小さい ・エネルギー消費量(水処理)小さい |
遠心脱水機
| 遠心効果 | 重力加速度の1,500~3,000倍 |
| 薬注方式 | 薬注方式には、脱水機外で汚泥と薬品を混合し供給する方式(機外薬注)及び汚泥と薬品を別々に供給して機内で混合する方式(機内薬注)があり、形成したフロックが壊れにくい機内薬注の二重管方式が多く用いられている。 |
| 外筒(ボウル)と 内筒(スクリューコンベア) | 差速が大きいほど、脱水含水汚泥含水率は高くなる |
| 脱水汚泥の含水率 | 80~84%、効率型で77~81% |
| 越流せき | 高くすると、汚泥の含水率は高くなる |
汚泥の脱水性の指標
| 脱水機への供給汚泥の性状 | 脱水性 |
| pH | 脱水性にほとんど関係ない |
| Mアルカリ度 | 一般的に低い方が脱水性が良い |
| VTS(Volatile solids) | 低い方が=有機物量が少ない方が脱水性は良い |
汚泥の嫌気性消化
| 消化方式 | 汚泥タンク |
| 一段消化 | 泥消化タンクで固液分離を行わないで生物反応のみを行う方式 |
| 二段消化 | 生物反応タンクを行う一次タンクと、 消化汚泥と脱離液を分離する二次タンクで構成 |
消化温度と消化日数
| 温度 | 消化温度 | 消化日数 |
| 低温消化帯 | 20℃以下 | 60~90日 |
| 中温消化帯 | 40℃以下(35℃程度) | 20~30日 |
| 高温消化帯 | 65℃以下 | 10~15日 |
接地工事(第2種電気工事士でも出るよ!)
| 種 | |
| A種 | ・特別高圧および高圧機器の外箱 |
| B種 | ・特別高圧、高圧電路と停電路の結合する変圧器の低圧側の中性線 |
| C種 | ・低圧300Vを超えた機器の外箱 ・低圧300V超えたもの ・シーケンスコントローラ |
| D種 | ・低圧300V以下の機器の外箱 ・低圧300V以下 |
生活排水
| 行政 | 生活排水に対して |
| 市町村 | 汚濁の負荷を低減するための設備の整備 |
| 都道府県 | 地方公共団体が行う生活排水対策の総合調整 |
| 国 | 必要な技術上及び財政上の援助 調理くず、油の処理、洗剤の使用等を適正に行うように心がけ |
除外施設設置等に関する条件の基準
| 項目 | 基準の範囲 |
| 温度 | 45℃以上であるもの |
| 水素イオン濃度 | 水素指数5以下又は9以上 |
| ノルマルヘキサン抽出物質含有量 鉱油含有量 動植物性油脂含有量 | 5mg/Lを超えるもの 30mg/Lを超えるもの |
| よう素消費量 | 220 mg/L以上であるもの |
悪臭防止法
| 行政 | 生悪臭防止に対して |
| 都道府県 | 住民の生活環境を保全する為悪臭を防止する必要があると認める住居が集合している地域その他の地域を、工場その他の事業場における事業活動に伴って発生する悪臭原因物の排出を規制する地域として指定しなければならない 規制区域について、その自然的、社会的条件を考慮して、必要に応じ当該地域を区分し、特定悪臭物質の種類ごとに規制基準を定めなければならない |
| 市町村 | 住民の生活環境を保全する為、規制区域における大気中の特定悪臭物質の濃度又は大気の臭気指数について必要な測定を行わなければならない |
騒音規制法
| 行政 | 騒音規制法 |
| 都道府県 | 住民が集合している地域、病院又は学校の周辺の地域その他の騒音を防止することにより、住民の生活環境を保全する必要があると認める地域を、特定工場等において発生する騒音及び特定建設作業に伴って発生する騒音について規制する地域として指定しなければならない。 |
| 環境大臣 | 自動車が一定の条件で運行する場合に発生する自動車騒音の大きさの許容限界を定めなければならない。 |



