きっかけ
梅酒を作るようになって、早10年とちょい。
梅漬けは作ったことなかったな。
そうそう、母に梅漬けのやり方を習っていなかったな。
”よし、作ろう!”
と思い立ったのが3年前。
2年前は、庭の梅が不作で、梅酒を作るだけで終わってしまったけど、昨年は豊作だったので、また漬けることにしました。
(今年はまだ収穫していません。)
用意するも(用意した物)
1.梅…3㎏
2.塩…300g
3.塩化カルシウム製剤…120cc
4.かつお節…お好みの量
5.赤紫蘇…ボウル1杯
6.タッパー(1~5が入る大きさのもの)
作り方
①梅もぎ(梅酒と同じです。)
毎年母と一緒にしてます。
こんな感じで実ります。
高いところに実ったものは、脚立が必要になります。
結構枝がとげとげしているので、痛いです。
ので、暑くても長袖、軍手、あと目を保護するためにサングラスが必須です。
梅の木には、てんとう虫や毛虫、アブラムシなども生息しています。
梅の中に入り込んでる奴らもいます。( ゚Д゚)
変な虫に刺されないように気をつけましょう(笑)
②選別(梅酒と同じです)
まずは、収穫時に一緒に入り込んだ枝や葉っぱを取り除きます。
その後、1軍、2軍、捨ての3つに選別します。
うちの場合、縁側に新聞紙を敷いて、広げながら選別します。
1軍(結構綺麗なもの)は、梅漬けにします。
2軍(ちょっとキズもの)は、梅酒にする予定です。
捨ては、虫に食われていたり、病気してたり、大きい傷等の問題がある梅になります。
梅酒に2軍を使用するのは、どうせヘタをる手間が入るので、ついでににダメな部分は切り取る作業をすればいいかなと。
それに、すこし切り込みを入れた方が、浸透圧で梅エキスが出やすいだろうと。
選別した梅はこんな感じです。
③洗います(梅酒と同じです。)
たらいに入れて、水入れてゆすぎます。
回りについてる埃をとるわけです。
④灰汁抜き(梅酒と同じです。)
たらいに梅をいれて水を梅が被るまで入れて、1晩置きます。
⑤また洗います。(梅酒と同じです。)
灰汁抜きした水を捨てて、もう一回ゆすぎます。
⑥乾かします。(梅酒と同じです。)
キッチンペーパーなどで、梅に着いた水分をふき取ってしまってもいいかと思います。
⑦いよいよ漬けです。(ここから梅酒と違うところです。)
タッパー梅を入れて、塩をかけます。
塩の量は梅1kgにつき100gです。
また、私はカリカリ梅がすきなので、これ入れてカリカリ梅にしています。
母は柔らかいのがすきなので、これは入れずに、もっと塩入れてます。
⑧重石をします。
落し蓋をして、梅と同じ重さの重石を置きます。
時々かき混ぜたり、ゆすったりして上下の入れ替えをします。
⑨つけ汁が上がったら赤紫蘇を収穫します。
畑で育てている赤紫蘇の収穫です。
ボウル2杯分用意します。
若い葉の方が柔らかくていいかと思います。
⑩赤紫蘇の下処理
赤紫蘇をよく洗ったら、よく水を切ります。
キッチンペーパーで水分をふき取ってもいいかと思います。
ボウル山もりに対して塩をティースプーン1.5杯振りかけ、良くもみます。
最初に出てきた赤い汁は、灰汁がまざっているので、捨ててしまいます。
灰汁を捨てたらもう一度、ティースプーン1杯を振りかけもみます。
また灰汁を捨てます。
今度の灰汁は濃いというか、深い色になりました。
ワインのような色ですね。
絞った赤紫蘇を、タッパーに投入します。
梅が見えなくなりるようにかぶせます。
2年前の梅漬けは、なんか物足りなかったので、昨年はかつお節を入れて、旨味成分を増やすことにしました。
(梅は植物なので、イノシン酸(動物性のアミノ酸)が合うのでは?とかつお節を入れることにしました。)
⑪放置
梅が赤くなったら、食べ時です。
アイキャッチとここに載せているのは、2年前のものになります。
(2年前のは結構いい色に染まってくれたので。)