きっかけ
小学生の頃、全然運動をしていませんでした。
・・ら、太ってきました。
体重は、ギリギリ標準で、あと一歩で太ってるに入るところでした。
…ら、親が運動させようとしてきました。
ということで、同級生が所属してる剣道のスポ少へ入れられました。
(後々、妹も入れられました。)
無理やり通わされたので、ものすごく嫌でした。
週2で通っていました。
水曜日の夜と土曜日の夜でした。
最初は、足運びの練習から。
なので、道衣などはいらないです。
腰に手を当て、「えい、えい」、「やー、やー」と掛け声とともに動きます。
前と右に進む時が、「えい」で、後ろと左に進む時が「やー」だった気がします。
昇級試験①
確か、7級から始まると思います。
7級と6級は、この足運びができれば受かります。
団体で、20人位で一気に審査された気がします。
回りを見ながら動いていればそれだけで受かるんじゃないかな。(笑)
いよいよ竹刀を持ちます。
足運びができるようになったら、いよいよ竹刀を持ちます。
小学生にとっては、それなりに重たかったですね。
先生がとても厳しかった。
なので、水曜日と土曜日は、苦痛の時間でしかなかったです。
左手で根本を持って、右手は添えるような感じで持ちます。
持ち方の次は、素振り、踏み込み方と順々に習っていきます。
ある程度できるようになったら、いよいよ道衣を身に着けます。
袴って、なんかスカートみたいだな。と思いました。
(キュロットスカートのでかいVer.みたな。)
いよいよ防具を身に着けます。
竹刀、道衣、防具(面、胴、小手)
私は、伯父が中学の先生で剣道部の顧問をしていたので、そのつてで防具を貰いました。
(後から参入してきた妹は、新しいのを買ってもらってました。なんかずるいなー。)
動きにくいです。
面をつけると視界も狭まります。
防具をつけても、打たれると痛いです。
面を着けてもしないで、バシバシ叩かれればいたいですし、小手をつけてても叩かれれば、腕が赤くなります。
先生に突きをされれば、体が浮いて吹っ飛びます。(小学生ですから…。)
頭の中が真っ白になって、ぶっ倒れました。
ちなみに、突きをしていいのは、高校生以上じゃなかったかな。
喉やられます。
新入りいびりもあり、先輩どもがわざと面を打つとき斜めに打ってきて、耳を打たれると痛すぎ&「キーン」というのが止まらなくなることも。
まぁ、勉強できない人だったので、粋がることで威厳を保ちたかったのかもしれませんが。
試合
慣れてくると、試合にも出されました。
大会は日曜日だったので、せっかくの休日がつぶれてしまうのでとても嫌でした。
初めて出た、団体戦ではいきなり大将になりました。
引き分けだったかな。
他のメンバーが勝っていたので、2回戦まで行きましたが。
2回戦では、負けました。
ただ、先生たちからは「筋がいい」、「1回戦より動きが良くなってる。」と褒められました。
個人戦も出ましたね。
取りあえず、勝ちました。
延長6回という長丁場でした。(笑)
当時の私のスタイルは、防御に徹していました。
相手は、バシバシ攻めてくるのですが、全部防御してやりました。
ということで、あまり私からは攻めていきませんでした。
…ら、審判に「ちゃんと攻めるように」と注意されました。
しかも数回。(笑)
といっても、相手がすごい攻めてくるので、こちらから攻めるスキがなかったというのもあるんですけどね。
つばぜり合いの時は、相手が「ぜー、ぜー」言ってましたもん。
延長6回もすれば疲れますよね。
相手のスタミナが切れて、スキができたので、1本入れてやりました。
相手が、泣きそうな顔してました。
試合後、直ぐにどこかに立ち去ったので、たぶんどこかで泣いたんじゃないかな。
なんで1回戦で負けて位で、泣くのかな?と思っていたら、どうやら前回3位だったとの事。
どうりで、試合前に私に「負けてもこれはしょうがないね。」みたいなことを周りの大人たちが言っていた訳だ、と納得しました。
剣道始めたばかりのルーキーに負けたらそりゃー悔しいですね。
相手が、バシバシ攻めてきたのは、中々私を倒せなくて焦ってたからだったのかな?
ちなみにルーキーは、ちゃんとルーキーらしく、2回戦は速攻負けました。(笑)
面、小手、胴、突き以外でも
自分より力のない相手は、押し出すことで、反則負けにすることも可能です。
なので、逃げる相手には、つばぜり合いで押し出して勝ったこともあります。
昇級試験②
5級からは、胴着を着けてちょっとした試合みたいな形式になります。
掛かり稽古に近いかな。
多分、試合に有利だった方が受かり、攻めれられなかった方は落ちるんじゃないかな。
夏の合宿
嫌すぎて、1年目は腹痛を起こし、休みました。
2年目は、逝かされました。
ただの苦痛でしかなかった。
足の故障
この頃から、アキレス腱を痛めました。
最初は、左足。
その内右足も。
右足が治ったくらいに、学校の体育授業で靭帯内出血。
松葉杖生活に突入。
精神的にも食らっていたので、中々治らず。
そのまま、やめることになりました。
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画像はについては、Dance YokooによるPixabayからの画像 です。