どんな資格?
危険物取扱者(丙種)の上位資格になります。
なので、丙種と同じく可燃性液体の資格。
通称乙4。危険物資格保持者のほとんどがこの乙4らしいです。
受験したときは、工業高校生が結構いましたね。
ちなみに、試験会場が工業高校でした。
きっかけ
大学に入り、何か資格の勉強しようと思い、せっかく危険物は丙種を持っている(知識がある)ので、「乙種第4類」を取ってみることにしました。
試験について
試験機関:一般財団法人消防試験研究センター
試験日:年に数回(受験地域による)
受験料:4,500円(試験の中では安い方だと思います。)
その他費用:5,000円程度(テキス1冊、問題集1冊)
受験資格:誰でも可
合格基準:(甲種、乙種及び丙種危険物取扱者試験ともに)試験科目ごとの成績がそれぞれ60%以上(試験科目の免除を受けた受験者についてはその科目を除く)
申し込みの仕方:「書面申請」(願書提出申請)と「電子申請」があり、現住所や勤務地に関係なく希望する都道府県で受験可能
サイト:https://www.shoubo-shiken.or.jp/
申込書は(一財)消防試験研究センター各道府県支部及び関係機関・各消防本部でもらえます。
ので、詳しく知りたい方は、近くの消防署に行ってみましょう。
注意点
丙種の記事にも書きましたが、免許の書き換えは10年に1度あります。
勉強期間
受験をしようと思ったのが、試験申し込み間際であまり勉強してなかったですね。
でも「乙4」は「丙種」とほぼ同じ知識でいけますので、中々勉強しやすく1ヶ月くらいの勉強で取れました。
勉強方法
テキスト、問題集ともに新星出版のものを1冊づつ使用。
1回テキストを読んだら、ひたすら問題集を解きました。
解らない問題があったらテキストを見直す感じ。
問題集は5回くらい繰り返し解きました。
試験と結果
特にひねられた出題もなく、本番の試験は時間が余りましたね。
特に苦戦することなく受かりました。
初めて受ける人でもいきなり乙4からとってもいいと思います。
甲種と乙種全種との違い
乙種全類の免状取得者は、甲種免状取得者と同様に、すべての危険物を取り扱うことができますが、危険物保安監督者の資格要件に違いがあります。
なので、乙種の全類を取得しても甲種に切り替わることはありません(甲種は別に受験しないと免状取得できません)のでアシカラズ。
また、甲種には試験科目の免除はありません…。😢
特典というか効果というか
乙種免状を一つの類でも取得していると他の類を受験する場合に、試験科目のうち「危険物に関する法令」及び「物理学及び化学」が免除されます。
つまり、「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」のみの受験となります。
なので、写真替えの時期に、残りの1,2,3,5,6を取るのもいいかもしれません。
(というか、私はそうしちゃいました。ので、後々upしますね。)
ちなみにこの場合、解答問題数は10問で試験時間は35分になります。
試験免除について気を付けること
乙種は、免状の交付を受けなければ取得したことになりません。
つまり、試験に合格だけでは(次回試験の受験願書提出時までに免状を交付されていなければ)、試験科目の免除を受けられません…。
危険物の乙種を全部や毒物劇物も持っていますので、よかったら見てみて下さい。
他にもたくさん合格体験記を書いているので、良かったら覗いて下さい!