科学の事が分からなくても楽しめる【科学本】 「空想科学読本」シリーズ の ”柳田理科雄”

作家

きっかけ

高校時代は、化学部に所属していました。
一年生の時に、三年生の先輩が「空想科学読本」という本が面白いからと、勧めてくれました。


「本はそんなに読まないんですよね~」
みたいなことを話しましたが、「面白いから読んで!本嫌いでも楽しめるから!」
と推してくるので、読んでみることにしたのが、きっかけです。

ハマりました「空想科学読本」

面白い。
空想科学の世界を科学するという内容です。

例えば、ゴジラは重すぎるので、直ぐに地中に埋もれてしまう。とか
ゴジラ2万tに対して、ガメラは80tと逆に軽すぎる。とか。
ウルトラマンがマッハで飛ぶと、衝撃はで自分がやられてしまう。とか
タケコプターで飛ぼうとすると、頭皮がちぎれるとか。
仮面ライダーが、ベルトの風車でエネルギーを得るには、どれだけの風力が必要か?とか…。

かなり面白かったです。
理系の本で、こんなに面白い本は初めてでした。

空想科学の世界をこんなにも科学的に解明した本は初めてだと思います。
私も、保育園の頃から、戦隊ものの乗り物があんなに空中に浮いているはおかしいと思って、いたので、色々科学してもらってスッキリです。

ちなみに、父に「(戦隊シリーズの)あの乗り物だけど、あんなんで空に浮いていられるのは、現実的には無理だよね?」と質問をしたことがあります。
父「そうだな、無理だな。ま、これはTV番組、つまり作り物の話だからな」と解答を貰っていました。

どうしておかしいと気づいたかというと、父が飛行機が好きで、航空学園の学園祭に毎年連れて行かれて、飛行機やヘリコプターを飛ぶさまを生で見ていたからです。
オートジャイロにはちょっと憧れましたね。

ちなみに、当時は戦車にも乗ることができましたし、生で動いているところも見れました。
いい体験をさせてもらいました。

(話を戻します。)
ということで、ドはまりした私は、友達にもこの本を勧めました。
私が絶賛してたので、その友達は、2巻を誕生日にプレゼントしてくれました。


今でも処分せずに、取っておいてあります♪

今では、続刊が出ていて、シリーズ化されていてますね。

ということで、今でも読んでいます。
(主に会社で昼休みに)
ただ、初期の頃とは違って、1つのテーマについて解説が短くなっているので、私としては残念です。

とはいっても、短いセンテンスの方が、歯切れもいいので読みやすいといえば読みやすいと思います。
理系ではない人でも読みやすくするためでしょうかね?

子供向けにした本もでているので、「空想科学読本」をちょっと難しいと感じる方は、こちらから導入するのもいいかと思います。
科学に興味を持つきっかけになると思いますので、お子さんがいる方は是非一読してみて下さい。

マンガもあります。

それでも、文字は苦手という方は、マンガも出ていますので、これから入るのもいいかと思います。
文系の方でも、とっつきやすく、読みやすいと思います。


もちろん、理系の方にもお勧めです。
理屈が分かっている方が読めば、(多少のツッコミどころもありますが)、「ほうほう」となり、理論がなっていない空想科学の世界に対して笑いが起きます。

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