下の親知らずが両方とも【水平埋伏】で、両方とも抜歯をしました。
せっかくなので、体験記を書きたいと思います。
奥歯がうずき始める
ぴちぴちの二十歳の大学生の頃、右下の奥歯がうずく感じがしたので歯医者に行きました。
「親知らずですね~。ただし、歯茎からまだ出てきてないので、何もできませんね…。」
との事でした。
また、ストレスでうずいてるかのせいもあるとのことでした。
当時、宅建の受験(1回目)を控えていたので、納得でした。
社会人になり、今度は、左下がうずき出しました。
(きっかけは、部署が異動したばかりだったので、ストレスだと思います。)
歯医者に行き、レントゲンを撮ると、【水平埋伏】の 「親知らず」とのことでした。
しかも、下の親知らずは、両方とも⁉
【水平埋伏】って何?
どうやら、上に向かって生えてこないで、横に向かって生えている親知らずの様です。
しかも厄介なことに、歯茎から顔を出していないので、抜歯をするときは、歯茎を掻っ捌いてから砕いて出さなければなりません。
なので、抜くと言うより削って割って砕いて出したという方が合ってますね。(笑)
そんなに珍しくないようです。
このままではヤバいことに⁉
このままだと、奥歯を押していくため、奥歯が割れます。
早いとこ抜歯をした方がいいです。
が、この親知らずの下には、太い神経が通っているとともに、顎の骨に埋まっているので、骨を削る必要があります。
町医者レベルではないので、紹介状を書くので大きな病院の(口腔)外科に行って下さい。
とのこと。
思ったより大事の様です。
紹介状を持って、県立の病院へ。
平日しか見てもらえないので、有休休暇を取得して病院へ。
その日は、検査と手術の危険性の説明を受け、その後手術日の予約をして終わりました。
危険性とは、「神経近くの手術になるので、顔面に麻痺が残るかもしれません。」とのことでした。
その日のうちに手術かと思っていましたが、その日いきなり手術はできないとのことです。
というのは、医者の都合もあるし↓
処方箋がでました
帰りに薬局に行き、薬を受け取ります。
手術もしてないのに何で?
ってなりますよね。
痛み止めが出されるからです。
手術日に、手術の直前に飲む痛み止めの薬が処方されるわけです。
あぁ、そういうことですか。
これもあって、その日にそのまま手術できないのですね。
手術当日
予約時間に病院に出向き、受付を済ませて、あとはドキドキな時間が続きます。
受付時に誓約書の提出です。
麻痺が残るかもしれないことに対しての承諾書になります。
呼ばれたら、いよいよ手術台へ。
まずは、前回処方された痛み止めの薬を飲みます。
早ければ、15分程度で終わりますから。
とのこと。
ドキドキの手術開始
まずは、塗り薬で周りの歯茎を麻酔。
変な違和感が出てきたら、注射で本格的な麻酔。
麻酔が効いてきたら、まずは歯茎を切り裂きます。
麻酔が効いているので、切られている感覚はなかったです。
親知らずが見え始めたら、リューターで削ったり、ノミで砕いていきます。
ガツガツと…。
衝撃が1時間ほど続くので、顎が疲れます。
あれっ⁉15分で終わるんじゃないの⁉
どうやら、顎の骨に結構埋まっていたらしく、取り出すのに一苦労してたそうです。
ということで、顎の骨も削りました。
リューターで削っているときに、結構焦げ臭かったです。
たんぱく質が焦げるような臭いです。
髪の毛を燃やした時の臭いが近いかな。
長い時間手術をしていると、麻酔が切れてきます。
痛みが出てきたら、訴えましょう!
追加で麻酔を打ってくれます。
なんだかんだで、1時間半
砕かれて出てきた親知らずは、かけらにも関わらず、結構大きかったですね。
せっかくなので、貰ってきましたが、真っ赤な歯茎がこびりついていてグロイので、記載は控えます。(笑)
縫合します
針と糸で塗っていきます。
ガーゼも噛まされます。
縫合がし終わっても血がだらだら出続けます。
麻酔が切れてくると、ズキズキしだします。
が、ここは我慢するしかないです。
帰り際に、また痛み止めと、消毒液を貰います。
3,4日で消毒も行う事、また、1週間から10日で抜糸することになることの説明を受けました。
消毒も抜糸も普段の歯医者でもOKとのことだったので、いつもの歯医者で抜糸も消毒も行うことにしました。
また、次の日は熱がでるので、出来れば会社を休むことを勧められました。
ので、休みを取ることにしました。
次の日から発熱と腫れ
予告通り、次の日から微熱が出ました。
頭がくらくらします。
抜糸したところもズキズキします。
ただただつらい。
顔の形が変わるほどの腫れも出てきました。
冷えピタ貼って過ごしました。
2,3日熱も出て、腫れも引かなかったと思います。
1週間くらいの飲み物だけの生活&お口の消毒。
口があまり空かなくなるので、飲むカロリーメイトやインゼリーなどが主な食事となります。
ひもじい。
が、少しやせました。♪(当たり前か)
抜糸ダイエット(笑)
昼休みも、処方された消毒液で口の中を消毒し、黴菌が繁殖しないようにします。
染みる~(痛)
様子見と消毒をしに歯医者へ
3日後位に縫合の具合の現認と消毒をしに、歯医者へ通院です。
痛み止めが足りないときは、ズキズキしますというと、追加の痛み止めを出して貰えました。
1週間後の通院。
抜糸できなくもないが、もうちょっと先の方がいいと勧められ、もうちょっと放置
10日後
やっと抜糸です。
麻酔なしなので、ちょっと痛いです。
フー、やれやれこれで終わり…?
残念ながら、これで半分
反対側の親知らずが残っています。
今回は、左側ですが、右側も同じように水平埋状の親知らずになっています。
数年後同じような経緯で抜歯することになりました。
歯医者→大病院予約→手術→消毒→抜糸です。
2回目は、まだ数年後でもOKでしたが、年取ってからより、若いときの方が回復も早いだろうを思ってさっさと抜くことにしました。
抜糸の日と熱がでる次の日に有休を取ったのですが、上司はまた資格でも取りに行ったのかと思ったそうです。(笑)
っで、休暇後現れたのが顔を腫らした状態だったので、驚いていました。
熱も出ていることを伝えると、そのまま「休め」と言ってくれたので、その日と次の日も休ませて貰いました。
奥歯が割れる前に、水平埋状の方は、処置をしましょう!
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アイキャッチ画像はについては、mohamed HassanによるPixabayからの画像です。