【講習で取れる資格】 「技能講習」 の “実施試験” の乗り切り方

勉強方法

前回の「「技能講習」 の “学科試験” の乗り切り方」の実技Ver.になります。

私は実務経験なし

技能講習を受講する人の大半は、実務経験がある人が多いです。
が、私は根っからのデスクワーカー。

学科の方は難なくこなしますが、実務となると…。
ということで、技能講習の実施講習では周りに大きな差がある状態で受講します。

ただ、未経験者の私でもいくつも実施講習を乗り切っているので、どうやって乗り切っているかの紹介をしていこうかと思います。

テキスト参照

基本的に、実務に通じる知識は、使用するテキストに係れていることが多いです。
ということで、実務に関する項目を読み込みます。

いきなり知識もなく実施に入るのは危険です!
装置の扱い方、気を付けるべきことなどは、ちゃんと理解してから臨みましょう!

講師の話はしっかり聞く

当たり前ですが、これをしっかりしないと事によっては大怪我します。
技能講習ではそこまで危険なことまではしないと思いますが、実際に修了証を取得後仕事をするときの、注意すべき点は学べます。

また、事故例の説明は、実機を前にしての方が理解度が上がります。
せっかく学べる機会なので、しっかり講師の話を聞きましょう!

講師には質問しまくる

実施講習後は、実施の試験があります。
なので、試験でどういうところを見るか質問しましょう!

基本、実施試験は減点方式の試験になります。。
どういうところが減点ポイントになるか知っていると、自部の試験時にポイントを抑えた動きができます。

また、落ちた人は何をやらかして落とされたか聞くことで、反面教師にすることもできます。

次の狙っている資格についての質問もいい。

講師からすると、未来のお客さんになるので、丁寧に教えてくれるはずです。
その場で、その試験機関のパンフレットも貰うと、今後の講習日程がわかるので、これからの計画が立ちやすくなります。
他に何が取れるかもわかりますね。

周りの人と仲良くなっておく

アドバイスが貰える

一緒に講習を受けている人は、ライバルではなく仲間です。
元々落とす試験ではないので、ギスギスするような仲にはならないと思います。

仲良くなっておくと、経験者から色々アドバイスを貰えることもあります。
実際私は、経験者のおじさんから、アドバイスを貰ったことがあります。

「ここを走る時はこういう行き方がいいよ。」
「あそこを曲がるときにアクセル踏んだ方がいいよ。」
「この操作をするときは、こういうやり方がやりやすいよ。」
ってな感じに。

業界の様子が分かる

その資格が必要とされている業界の話を聞くことができることも。
Ex:「今、どこの県でこういう業務をしている。→どうやら、これからこういうのが他県でも出てきそうだ。」

他の機関では、~講習がある

「他の機関でも同じような技能講習をしているが、こちらの方がいくら安く取れるぞ。」
という情報が入ってきたりもします。

日程との兼ね合いにもなりますが、選択肢が増えることはいいことだと思います。

コネクション作り

中には、役所の人や機材のレンタル会社からの人も来ることがあります。
ここで、つながりを作っておくと、何か相談に乗って貰えるかもしれません。

実施で心がけること

さてさて、周りと仲良くなり、コツも教わったら、いよいよ実施です。

私が今までに受けた講習で学んだことは、「時間がかかって(時間がオーバーして)も正確さ(安全)が大事。」ということです。
安全が第一に見られるので、確実に安全に作業をこなしましょう!

タイムオーバーは、減点ポイントになりますが、危険作業をするよりは減点ポイントが低いです。
未経験者でも落ち着いてやればまず落ちることはないので、落ち着いて作業をしましょう。

実際、フォークリフトを取得するときに、切り返しがうまくいかず、やり直しをしていたらタイムオーバーになりました。
が、試験管には、
「あのまま切り返しをやり直さなかったら、ここにぶつかっていたので大幅に減点だったけど、切り返しをしたことでいい方向に行きました。いい判断をしました。合格。」
と言われました。

ということで、実施試験は落ち着いて、安全優先な行動をとるように常に意識しましょう!

実施試験で必要な物

どの実施講習でも基本的に共通して必要なものがありますのので紹介します。

1.安全坊・保護坊(ヘルメット)…いうまでもない必死アイテム(ない人は基本的には実施機関で貸してくれます)
2.安全靴…ものによっては運動靴でも代用可
3.作業着…動きやすい恰好にしましょう!
 また、アーク溶接やガス溶接をするときは、綿の服装にしましょう!
 化学繊維だと、火花が飛ぶと穴が開きます。

溶接の時は、アームカバーやエプロンなどは基本的に、実施機関で貸してくれるので自分で用意しなくてもなんとかなります。

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