【賃貸不動産経営管理士】 「講習」(試験の一部免除) 受講体験記

勉強方法

どんな講習?

この講習を受けるだけで、講習を受けた年度とその翌年度の賃貸不動産経営管理士試験50問のうち5問が免除されます。
宅建なんかも、5問免除がありますが、これは実務経験がないと受けられない講習だったりします。

マンション管理士や管理業務主任者もお互い5問免除がありますが、どちらかに受からないとなりません。
賃貸不動産経営管理士を受験するなら、この講習を受けるしかないですよね!

注意!

宅建の場合ですと、5問免除科目が明確になっていますので、その分野の勉強はしなくて良くなります。
が、賃貸不動産経営管理士の場合は、免除科目が明確になっていません!
つまり、まんべんなく勉強する必要があります。

きっかけ

賃貸不動産経営管理士の資格を取ろうと思ったので、早速どんな資格なのか試験機関のHPを見ました。
そしたら、なにやら「講習について」というタグがあるではないですか。

そしたら、5問免除がされる講習とのこと。
しかもこの5問免除は、宅建と違い、試験時間も短縮されません!

試験時間が2時間使えるうえに、5問免除なのです!
これは、金で5問買うしかないと思い、受講することにしました。

講習について

受講機関:賃貸不動産経営管理士協議会
構成団体:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会- (jpm.jp)一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理) (chinkan.jp)公益社団法人 全日本不動産協会 – (zennichi.or.jp)
受講日:7月の下旬~9月の中旬
受講場所:全国47都道府県126会場(下にサイトのURLのリンク貼りますので、会場一覧を参照して下さい。)
講習時間:(8:50受付開始)9:00~17:30
受講申込期間:会場による
受講料:22,000円程度(受講料は実施団体ごとに異なる。)
受講資格:特になし(誰でもOK。ただし、受講申込方法については、実施団体による定めあり。)
申込方法:HPから申し込み
サイトのURL:https://www.chintaikanrishi.jp/

受講準備

講習会に申し込むと、講習1か月くらい前に、受講票とテキストが送られてきます。
ので、これを受講する前に一読しておくのが良いでしょう。
私は、会社で始業前と昼休みに一通り読みました。

テキストは、「賃貸不動産管理の知識と実務」です。

この講習を受けなくても、受験するなら辞書として持つのはありだと思います。
別になくても市販のテキストでも十分ですけどね。


ちなみに、私が使用したのは、LECの方です。
テキストに記載してあるURL or QRコードのリンク先から、無料講義の動画が見れるからです。
テキストを読み込むのは大変ですので、講師の解説を聞きながらの方が理解がしやすくていいですよ。

受講日

受講日は、8月の初旬にしました。
理由は、出来るだけ早く受講して自分の知識を定着させたかったからです。

独学より専門の人の講義を受けた方が理解しやすいですし、それは早いに越したことはありません。
ということで、なる早で日程が合う日にしました。
(平日だったので、仕事は早々と有給休暇申請し、休んで受講しました。)

受講内容(カリキュラム)

テキストに則ってのビデオ講習でした。
大きい画面を見ながら、講師の説明を聞きます。

時限時間時間(分)No.科目担当講師講義時間(分)
 8:50 ~ 9:00  受付開始  
 9:10 ~ 9:1010 ガイダンス  
19:10 ~ 10:501001賃貸住宅管理総論大学教授30
2賃貸住宅の管理業務等の 適正化に関する法律70
 10:50 ~ 11:0010 休憩  
211:00 ~ 12:20803管理受託契約賃貸不動産経営管理士30
4賃貸借契約弁護士50
 12:20 ~ 13:2060 昼食休憩  
313:20 ~ 14:50905金銭の管理賃貸不動産経営管理士30
6賃貸住宅の維持保全一級建築士60
 14:50 ~ 15:0010 休憩  
415:00 ~ 16:20807管理業務の実施 (管理実務)弁護士50
 8管理業務の実施 (賃貸業への支援業務)30
 16:20 ~ 16:3010 休憩  
516:30 ~ 17:00309賃貸不動産経営管理士大学教授30
 17:00 ~ 17:1010 休憩  
617:10 ~ 17:2010 確認テスト(学習時間に含む) 10
 17:20 ~ 17:3010 修了証配布・ガイダンス  

ビデオ口座なので、その場で質問はできません。
が、質問書に記入して係員に渡すと、後で回答をくれるとのことでした。
(特に質問もなかったので、記入しませんでしたが。)

感想

大学教授

説明にはメリハリがあり、ポイントを絞って説明してくれるので、テキストに重要ポイントの線を引きながら聞くことができました。
声の通りもよく、聞き取りやすかったです。

流石教授、生徒に聞いてもらう訓練がされていますね。
特に眠くなることもありませんでした。

後でどんな人か調べたら、不動産鑑定士持ってる人でした。
凄!

賃貸不動産経営管理士

声自体は、聞き取りやすいのですが、抑揚がなく、淡々と話をするので、重要ポイントがわかりにくい。
眠くなる講義でした。

この業界の境界の専務理事でした…。
もうちょっと人に伝えるとはどういうものか、勉強して欲しいと思いました。

弁護士

大学教授ほどではないですが、まぁ、聞き取りはできるかな。
重要ポイントも分からなくもなく、線も引けなくもなく。
ぎり合格ってところでした。

後でどんな人か調べたら、東大卒の弁護士でした。
超エリートですね。

一級建築士

ちょっと眠くなる部類。
しかも、映像の編集のミスがあり、テキストのページ指定をするときに、違う所の指定の話をしているところがありました。
隣のおじさんも思わず「エッ⁉」と口に出しちゃってましたね。

この人の事も調べましたが、発見できず。
人柄はよさそうでしたよ。

講義を受けてよかった事

現行の民法では、錯誤の効果は「取消」となっている。というのを知りました。
2020年3月までは、「無効」だったそうです。
これは、この講義を受けてなかったら、欠落してた知識でしたね。

時間割

昼休みは一時間もいらないので、50分とかにして、全体を早く終わらせるとかして貰いたかったですね。
あと、最後の講義と確認テストの間も休憩いらなかったかな。
30分の講義のあとに10分休み、そして確認テスト10分でしたが、続けても良かったのでは?

というのは、そうるすると、1本早い電車で帰れたからです。
…ただの我がままでしたね。

確認テスト

講義が全て終了すると、確認テストがあります。
が、特にビビることはありません。

10問の簡単なもんです。
しかも、回収・採点があるわけではありません。
試験が終わると回答が貰えるので、自分で出来たか確認する程度です。

修了証書

講義を全て受講し、確認テストが修了すると、「修了証書」が貰えます。
これで、5問免除じゃ!

受けて良かった!

”賃貸不動産経営管理士”の試験ですが、この5問免除のおかげで受かりました!

2023年は、36/50点がボーダーラインでした。

が、私はこの5問免除を含めて36点!
ギリギリスレスレでした。

そう、この5問免除を受けてなかったら落ちていたことでしょう。
お金で合格率upできるなら、やはり投資するべきです!

賃貸住宅メンテナンス主任者

賃貸不動産経営管理士試験合格者なら、0勉で受かります。
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他にも宅建やFP、土地活用プランナー、競売不動産、等も持っていますのでよかったら参考にして下さい!

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