【講習で取れる資格】 「工場内クレーン」 ”床上操作式クレーン” 合格体験記

資格

どんな資格?

一般財団法人 日本クレーン協会 「技能講習用テキスト 床上操作式クレーンの運転」によりますと、
”つり上げ荷重が5t以上のクレーンで、床上で運転し、かつ、当該運転をする者が荷の移動と共に移動する方式のクレーン”
とあります。

工場内で、使われているレールに乗っているクレーンと言えば、想像しやすいですかね?

きっかけ

小型移動式クレーンの資格を取得したときに、パンフレットでこの解体の存在を知りました。
しかも、小型移動式クレーン or 玉掛を持っていると、免除科目アリ!

いつか取るのもいいかと思い…結構な年数が経ちました。
が、仕事でクレーンを使った検査をすることが出てきたので、取ることになりました。

試験について

試験機関:コマツ教習所PEO建機教習所(日立系)(他にもありますが、私が利用したことがある教習所を記載します)
試験日:教習場所によりますが、大抵毎月していると思います
受験料:46,000円(小型移動式クレーン ro 玉掛 所持者…何もなと、~50,000円程度かかると思われます。)
受験資格:年齢18歳以上だけですが、どこの教習所も「小型移動式クレーン ro 玉掛 所持者」を持っていることを条件にしているところもあります。
申込方法:HPから申し込
サイトのアドレス:コマツhttps://www.komatsu-kyoshujo.co.jp/PEOhttps://kyosyu.pctc.co.jp/index.html
実技講習、実技試験があるので、ヘルメットと安全靴を持っている方は持参しましょう!
(持っていない方は貸してもらえます。)

受けた機関

PEO建機教習所
7月の中旬のちょっと暑い日に取りました。

講習内容

まずは学科講習 10h or 13h

1.床上操作式クレーンに関する知識…6h

種類及び形式・主要構造部分・つり上げ、走行、トロリの横行などの動作をする装置
安全装置、ブレーキ機能、取扱方法

2.床上操作式クレーン運転記号講習に係る原動機及び電気に関する知識…3h

電動機・電流、電圧及び抵抗・電気及び電力量・配線、集電装置、配電盤、開閉器、
コントローラーなど電気を通じる機械機器・電炉の点検及び補修・関電に夜危険性

3.床上操作式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識…3h

※小型移動式クレーンや玉掛がない人対象

力(合成、分解、つり合い及びモーメント)重心・重量・速度及び加速度
荷重・応力・材料の強さ・ワイヤロープの掛け方と荷重との関係

4.関係法令…1h

労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則
及び、クレーンなど安全規則中の関係条項

講習1日目・2日目のAM…学科・座学

講義では、午後一の筆記試験の出るとこを重点的に教えてくれます。
直接ここを出しますとは言いませんが、「ここ大事です。」「何回も言うということは…?悟って下さいね。」という表現をして、試験に出るとこは分かるようにしてくれました。

そこに赤線を引いていき、昼休みに復習です。
まぁ、落とす為の試験ではないので、そんなに気を負うことはないでしょう。

ちなみに、私は、玉掛や移動式クレーンを持っているので、力学の学科が免除になります。

2日目・PM 学科試験

講義で赤線を引いたところが主に出題されました。
合格基準はそれぞれの科目で4割以上、全体で6割以上取れれば合格となります。

中には、見たことないようなものも出ましたが、他ができてれば、十分対応出来ます。
時間は50分ですが、そこまで時間はかかりません。

20分経てば、終わった人から退出できます。
私の他に8人いましたが、全員合格しました。

3日目・実技講習 6h 

※玉掛 or 移動式クレーンを持っていない人は、合図の講習があるので +1h

まずは、床上操作式クレーンの説明からです。
安全装置やペンダントスイッチ、何トンまで吊り上げられるか?レールや電源…。

その後、荷物を上げ下げしたり、わざと荷物を揺らして、その揺れをなくしたり…。
この荷物の揺れを納めることを習得しないと、実技試験で減点対象になります。

クレーンを止めたときに、荷物がクレーンを追い越すとそれが揺れになりますが、その時に荷物の揺れている方向にクレーンをちょっと動かすと、納まります。

クレーンによって、動き方に癖がありますので、現場で体で覚えるしかないですけどね。
ただ、理屈が分かっているとやりやすいと思います。

タイミングなんかは、講師の方がアドバイスしてくれるはずです。
強いて言うなら、思い切りが大事たと思います。

ちょっと動かした位では、微々たる移動になってしまうので、効果が薄い→揺れが納まりません。
特に、速度が2段階あるクレーンですと、軽く押すと1段になってしまうのであまり移動してくれないんですよね。

コース実習 → 実技試験

実際に荷物をつけて、クレーン操作全般を実施します。
これが、そのまま試験内容になります。

1.フックを荷物の真上に持ってくる
2.フックが荷物のセンターに来ていることを確認
3.フックの確認、荷物の重量の確認
4.玉掛(玉掛は、講師の人がしてくれます)
5.玉掛者の退避確認
6.地切り、荷物の安定確認
7.荷物の高さ確認
8.コースを回る
9.ゴールで、荷物の位置確認
10.荷物の設置確認
11.荷物の安定確認
12.荷物外し(講師の人がしてくれます)
13.玉掛者の退避確認
14.フックをスタート位置まで移動

流れ的にはこんな感じです。

クレーン操作するときは、移動する方向を宣言してから移動させます。
つまり、「巻き上げ」、「巻き下げ」、「北」、「南」、「西」、「東」です。
ちなみに試験で声が小さいと(試験官に聞こえないと)減点になると言われました。

コースは、ほぼ四角なコースです。
途中、障害物があるので、荷物を上げて通過させて、また下げてというのをします。

また、クランクもあります。
ここは、1速でゆっくり動かします。

直線オンリーの所は、2速で早く移動させます。
が、揺れるので揺れを止められう用にしておきましょう!

時間制限は、荷物が移動してから7分でが、練習通りにすれば問題ないです。
仮に時間をオーバーしても、大きなミスがない限り合格すると思います。
ので、(私はしてませんけど)もしかしたら全て1速でゆっくり行くのも手かもしれませんね。

技能講習終了

学科、実技共に合格すると、講習終了最終日の内に技能講習終了証(免許)+解体の免許所持がわかる、ヘルメットに貼るシールが貰えます。
受け取りにサイン(or ハンコ)をして、アンケートに答えて、帰宅です。

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