どんな資格?
トンネルや下水道などの酸素欠乏・硫化水素中毒危険作業場所に係る作業で、
作業方法の決定と労働者の指揮、酸素や硫化水素の濃度測定、使用する器具・設備の点検を行う資格です。
きっかけ
有機溶剤と特定化学物質を取得した時に、存在を知りました。
いずれ取ってみようかなと、学生時代に思っていました。
その後、2つ目である現在の会社で、フリーバカンス制度(年間5日は有給をとりましょう。5日連続 or 3日+2日に分けてもOK)というのができましたので、
平日試験日であるこの資格を取ってみることにしました。
講習について
講習機関:各県の労働基準協会連合会
講習日:各県にもよります。(毎月しているところもあります。)
講習料:14,000円程度(受講料:12,000円程度、テキスト2,000円程度)
講習験資格:※受講資格区分は平成24年4月以降の講習会から適用。それまではA区分のみ。
A区分:特に無し
B区分:
①日本赤十字社の救急法の講習を修了し、救急員認定証を受けた者
②平成10年3月31日までに日本赤十字社の救急法一般講習Ⅱを修了して合格証を受けた者
③平成6年12月31日までに日本赤十字社の救急法の講習を修了して救急員適任証を受けた者
申込方法:各県にもよりますが、申込書を提出 or ネットで申込
サイト:代表して公益社団法人 東京労働基準協会連合会を載せます:https://www.toukiren.or.jp/subject/guide.php?sub=3&sc=
講習(カリキュラム)…学科講習2day + 実技講習1day
(1)学科講習
1.酸素欠乏症、硫化水素中毒及び救急そ生に関する知識…3h
2.酸素欠乏及び硫化水素の発生の原因及び防止措置に関する知識…4h
3.保護具に関する知識…2h
4.関係法令…2.5h
5.学科修了試験…1h
(2)実技講習
A区分:
救急そ生の方法…2h
酸素及び硫化水素の濃度の測定方法…2h
実技修了試験【1時間】
B区分:
酸素及び硫化水素の濃度の測定方法…2h
実技修了試験…1h
学科講習
講習で講師の先生が、「ここは大事ですよ!」というところは、赤線を、「覚えていた方がいいですよ。」的なところは青線を引いていきました。
また、赤線&青線を引いたページにはふせんを貼っていきました。
後で復習しやすくする為です。→昼休みになる度に、そこを復習しました。
学科試験は、この赤線の部分中心に復習していれば問題なく受かります。
(学科試験は、学科講習2日目の終わりに実施した気がします。)
実技講習
日本赤十字社の方から人工呼吸やAEDの扱い方を教わり、人工呼吸やり方で実技試験だったと思います。
硫化水素の計測器については、業者の方から使い方、注意点などを教わり、その使い方の実技試験があります。
両方とも構えることはなく、教わった通りのことをしていれば問題ないです。
講習後
講習後1か月くらいで合格通知が来ました。
免許交付の日付と時間が指定されていたので、その日半日有休をとり合格通知と印鑑を持って、労働基準協会連合会へ。
(郵送してもらうことも可能らしいですが、こういう機会でもないと有休を消化しないので、直接貰いにいきました。)
他にも有機溶剤や四アルキル鉛なども持っているので、よかったら見てみて下さい。
他にもたくさん合格体験記を書いているので、良かったら覗いて下さい!