【講習で取れる資格】「取りあえず何か資格が欲しいときにおすすめ」 ”石綿作業主任者” 合格体験記

資格

どんな資格?

まず、石綿とは、「いしわた」とか「せきめん」と呼ばれています。
ん?なんのこっちゃですよね。

アスベストのことです。
肺がんの原因物質ですね。

約20~40年の潜伏期間を経て、じわじわ引退を蝕み、肺がんや中皮腫を引き起こします。
ので、アスベストが含まれる建築物や工作物の解体等の作業をするときに必要になる資格です。

その昔は、”特定化学物質”に含まれていましたが、石綿は危ないということで、特定化学物質から独立したようです。
潜伏期間が長いので、色々認知されるのに時間がかかり、特定化学物質に含まれてしまっていたのでしょう。

きっかけ

先月、”賃貸住宅メンテナンス主任者”を取りました。

この資格の動画講習で、”石綿含有建材調査者”という資格があることを知りました。
しかもコレ、最近できた資格のようです。

厚生労働省のHPhttps://www.ishiwata.mhlw.go.jp/investigator/)によると、
”令和5年10月1日着工の工事から、建築物の解体等の作業を行うときは、「建築物石綿含有建材調査者」、又は令和5年9月30日までに日本アスベスト調査診断協会に登録された者による事前調査を行う必要があります。”
とあります。

中々ホットな資格のようですので、早速取ってみようかと思いました。
…ら、受験資格の条件がいくつかありました。

基本、実務経験がないと取れないようです。
が、なんと、”石綿作業主任者”を持っていれば、受験可能なようです。

確か法改正前の”特定化学物質作業主任者”は石綿作業主任者を兼ねるはず。
なら、私はギリギリOKなはず…。

と思っていたら、この場合、実務経験が5年必要でした。
ので、仕方がないので、”石綿作業主任者”を取得することにしました。

講習・試験について

試験機関:講習を実施しているところは沢山あり、厚生労働省で紹介しているので、リンクを付けます。
講習・試験日:講習を実施している機関によります。
受験料:テキスト込みで、14,000~22,000円程度
修了試験:択一マーク式20問
合格率:約9割
合格基準:各科目の得点が満点中40%以上の得点率、かつ、全科目の合計得点が満点中60%以上の得点率
講習時間:10時間
試験時間:30~60分
受験資格:18歳以上
申込方法:講習実施機関によります。(HPから申し込みだったり、FAXだったりします。)
サイトのアドレス:https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/course/

使用テキスト

基本、講習の申し込みと同時に購入できます。
が、いちお紹介しておきます。

講習内容

全部で、10hになります。
最後の修了試験を含んで、2日間に日程になります。

講習科目範囲講習時間
健康障害及びその予防措置に関する知識石綿による健康障害の病理、症状、予防方法及び健康管理2h
作業環境の改善方法に関する知識石綿等の性質及び使用状況 石綿等の製造及び取扱いに係る器具その他の設備の管理 建築物等の解体等の作業における石綿等の粉じんの発散を抑制する方法 作業環境の評価及び改善の方法4h
保護具に関する知識石綿等の製造又は取扱いに係る保護具の種類、性能、使用方法及び管理2h
関係法令労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令(昭和四十七年政令第三百十八号)及び労働安全衛生規則(昭和四十七年労働省令第三十二号)中の関係条項 石綿障害予防規則2h

石綿作業主任者技能講習規程(平成18年厚生労働省告示第26号)によります。

石綿作業主任者技能講習規程(平成18年厚生労働省告示第26号)|厚生労働省
石綿作業主任者技能講習規程(平成18年厚生労働省告示第26号)について紹介しています。

スケジュール

実施機関にもよると思いますが、私の場合以下のような日程でした。

講習1日目

AM…保護具に関する知識 :2h
PM…作業環境の改善方法に関する知識:4h

講習2日目

AM…健康障害及びその予防措置に関する知識 :2h
PM…関係法令:4h + 修了試験:0.5h

講習内容

基本的には、他の技能講習と同じですね。
講習で講師の先生が、「ここは大事ですよ!」というところは、赤線を引き、特に大事ですよ!というところには「★」を付けました。
年号などの数字を覚えないとならないところは、付箋も貼り付けていきました。

おじさんばかりかと思いきや、おばちゃんや20代半ばのお姉さんもいましたね。
ちなみにお隣は、高卒上がりくらいのお兄さんでした。

退屈なので、眠くなります。
斜め前の人は、寝てしまい、職員に起こされていましたw
あまりにもひどいときには、退出を命ぜられることもあるようなので、皆さん、寝ないように気を付けて下さい。

となりのお兄さんも、ぼーっとしてたのか、線引き場所を聞き逃したところがあり、私にどこか聞いてきましたねw
(もちろんちゃんと教えてあげましたよ。)

勉強方法

1日目の内容は夜に復習ができるので、一度紙に書きました。
特に、年号のところは時系列順に上から書いていくと整理されて頭の中もスッキリします。

整理したメモを紹介
(こんな感じで書き出しました)

時系列

H16.10.1石綿含有摩擦材の輸入、製造が使用禁止
H18.9.1ジョイントの一部を除き、禁止
H24.3~ すべて禁止
R2.10~ 具術指針改正:電動ファン付呼吸保護具使用
R5.10~ 分析は技能者のみ

保存期間

処理委託契約書管理票(マニフェスト)5年
調査記録3年
作業記録40年(潜伏期間が長いから)

点検

自主検査1回/年
主任者月例点検1回/月
A測定1回/6カ月

修了試験

講義をちゃんと聞いていれば、スラスラ解けます。
ちょっと自信のないところもありましたが、全項目6割は取れていると思います。

20分程度で終了しました。
8割方はこのくらいで終了してますね。
終了時間ギリギリまで粘っていた人も1割いたかどうかといったところ。

結果・終了後

試験が終了し、20分くらいで、免許証が配られました。
(ということで、受かりました。)
さすがマーク式、結果が出るのは早いです。

有機溶剤や硫化水素の技能講習のときは、後日発送or取りに行くスタイルだったので、その日に受け取れるとはちょっと驚きでした。
免許カードを作る技術が発達して、すぐに作成できるようになったからでしょうかね?

免許を受け取った方から解散でした。
が、私は受講者No.が遅かったので、最後に受け取る組ことになり、中々帰れませんでした。
まぁ、乗る予定だったバスに乗れたので問題なかったですけどね。

他にも有機溶剤や四アルキル鉛なども持っているので、よかったら見てみて下さい。

他にもたくさん合格体験記を書いているので、良かったら覗いて下さい!

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