資格取得の効率化
資格を取得していくにあたって、効率のいい取り方があります。
それは、関連性を考慮することです。
関連性のあるものを取得することで、勉強の効率がupします。
これから、私の実践した取り方を紹介します。
無線
第4級アマチュア無線技士 → 第3級アマチュア無線技士 ⇔ 第二級陸上特殊無線技士 ⇔ 第二級海上特殊無線技士 ⇔ 航空特殊無線技士
まずはアマチュアをしたからグレードアップ。
その後、セミプロの特殊無線に手を出しました。
その特殊無線も、陸→海→空と範囲を広げてます。
無線の試験は、どれも「工学」と「法規」が試験科目ですが、基本的に問われる内容は同じです。
何か1つ資格を取れば、+αの知識で取得できるので、過去問を数回解けば行けてしまうと思います。
(第3級アマチュア無線技士はモールス信号、航空特殊無線技士はアルファベットの呼び方(アルファ、ブラボー、チャーリー)を覚えるのがちょっと苦労しますが)
危険物
危険物取扱者(丙種) → 危険物取扱者(乙種第4類) → 危険物取扱者(乙種第1、2,3,5,6類)
危険物は、丙種からスタートし、その上位資格である乙4を取得しました。
丙種と乙4は、難易度がそれほど変わらないので、最初から乙4を取得しても問題ないと思います。
乙4を取得すると、乙1,2,3,5,6を取得するときに、科目免除が認められ、1科目だけの受験になるので、格段に取得しやすくなります。
しかも、ダブル受験、トリプル試験が認められているので、一気に資格の数を増やすチャンスです。
10年ごとに写真の書き換えがあるので、この時期に取得していくのもいいかもしれません。
(私はしは、乙4取得10年後の書き換え時期に乙シリーズを揃えました。)
化学系
発破技士 → 甲種火薬類取扱保安責任 ⇔ 危険物取扱者 ⇔ 毒物劇物取扱者
同じ薬品名が出てくるので、その薬品の特徴を覚えていれば、その知識が活かせます。
扱い方は必然と同じですし、高校の理科で、「化学」を履修していれば、危険物も毒物劇物もそれほど苦労することなく取得できると思います。
危険物や毒物劇物は高校生でも十分狙える範囲です。
(危険物の丙種は、私も高校に取得しましたしね。)
発破技士 と 甲種火薬類取扱保安責任 は、内容が6割位かぶります。
発破技士を取得したら、そのまま知識を生かして、火薬取扱を取得するのをお勧めします。
火薬取扱は、甲種と乙種でそれほどレベルに違いはないので、一気に甲種を取得してしまうのが効率がいいと思います。
放射能
私はエックス線作業主任者から取得しましたが、ガンマ線透過写真撮影作業主任者から取得するのもアリです。
お互いに、どちらか取得ていると、残りのどちらかを取得するときに1科目免除になります。
学習内容はほぼ一緒です。
(法規や半減期などの計算方法は同じなので。)
それぞれの特徴の違いだけを把握していれば、どちらか取得ごそのままの知識で取得できます。
高圧ガス
調査員 → 保安業務員 → 高圧ガス移動監視者 → 高圧ガス製造保安責任者(乙化学)⇔(乙機械)
調査員 → 保安業務員 → 高圧ガス移動監視者は、講習で取得できるので、文系の方で、徐々に勉強していきたい人、又は資格の数を増やしたいだけの時にはいいかと思います。
調査員 → 保安業務員は、楽手内容がほぼ丸かぶりなので、安く済ませたいなら、「保安業務員」だけ取得でOKです。
移動監視者は、受験をしに他県に出向かなければならないので、ちょっと面倒ですが、難易度は低いですし仕事の範囲が広がりるのでそれなりにメリットがあると思います。
理系出身ならば、乙種に一気ジャンプしても問題ないと思います。
(システムエンジニアの父は、一気に乙化学を取得しましたので。)
乙化学 ⇔ 乙機械は、どちらか取得すると、残りを取得するときに、「法規」が免所になるので、取得しやすくなります。
(ただ、どちらか取得していれば、仕事に対しては、出来る範囲は変わらないと思います。)
防災
防火管理者 ⇔ 防災管理者
基本は防火管理者を持っていれば事足りると思います。
防災管理者は、+αの資格ですね。
講習だけで取得できるので、両方取る予定なら、どちらを先に取得しても問題ないです。
ただ、一般的には防火管理者 → 防災管理者 の
品質
QC検定3級 → QC検定2級 ⇔ JSTQB(F-Lv)
仕事で品質保証の部署に配属になったので、QC検定を受けることにしました。
よくわからない世界だったので、まずは3級を取り、基礎を固めてその後、2級を取得。
部長のススメでJSTQB(F-LV)を取得しました。
JSTQBの中でもQC7つ道具の話がでてくるので、QC検定とリンクしてきます。
他にもリンクする資格はありますが、これから取得していこうと思っていますので、取得したら記載予定です。(笑)
福祉
福祉住環境コーディネータ3級 → 福祉住環境コーディネータ2級
これは、ダブル受験がかのうなので、一気に両方受けました。
2級の勉強をしていれば、3級の勉強はほぼ無しでも受かると思います。
私もダブル受験をしましたが、自信がある方は、2級だけの受験でも十分だと思います。
若しくは、1級と2級のダブル受験をするのも手かと思います。
(私は、1級は取得していないので、大きな声では言えませんが(笑))
法律・金融
3級FP技能士 → 2級FP技能士 ⇔ 地建物士 → 競売不動産取扱主任者 ⇔ 土地活用プランナー ⇔ ADR調停人
(取得順に書くと、「3級FP技能士 → 宅建士 → 2級FP → 競売不動産取扱主任者( → ADR調停人) → 土地活用プランナー」)
FP3級は、FP2級の受験資格を得るための通過儀礼です。(笑)
宅建士は民法の基礎が学べるので、宅建士をを取得していれば他の文系分野の資格に応用が利きます。
FPの内容にも、不動産の話が出てきますので、それぞれの資格にリンクします。
競売不動産や土地活用プランナーは、宅建を取得している人が+αで取得するというのが多いと思いますので、宅建士はまず取りたいところ。
私は持っていませんが、宅建士を持っていれば、マンション管理士や管理業務主任者にも応用が利くと思います。
(会社の同僚は、宅建士を取得後、マンション管理士を取得してました。)
マイナンバー
マイナンバー実務検定3級 → マイナンバー実務検定2級 ⇔ マイナンバー保護オフィサー
マイナンバー制度が始まるくらいにできた資格です。
実務検定は、ダブル受験ができるので、2級を狙っている人は、ついでに3級も受験して、滑り止め扱いをするのも手かと思います。
1級を狙っている人は、1級と2級のダブル受験するのも手ですね。
保護オフィサーは、実務検定と問われる内容が殆ど被ってくるので、そのままの勢いで取得するといいかと思います。
(逆に先に保護オフィサーを取得して、実務検定2級を取るのも手です。)
ガテン系(乗り物)
フォークリフト ← 大型特殊車免許 → [車両系建設機械(整地・運搬・積込・掘削)→ 車両系建設機械(解体)] ⇔ 不整運搬車
まず、最初に取りたいのは、大型特殊車免許です。
フォークリフトや車両系建設機械、不整運搬車を取得するときに、講習時間が大幅に短縮できます。
学習内容も、フォークリフト、車両系建設機械、不整運搬車車は、内容が重複してくるので、取得するときは他のも一気に取得した方が、効率がいいです。
(簡単な試験なので、時間が空いてもそれほど苦労するわけではないですがね。)
ガテン系(実務)
私のおすすめとしては、最初に小型移動式クレーンですね。
玉掛を取るときも、高所作業車を取るときも、免除科目が出てきますので。
全てを取得するつもりならば、玉掛→小型移動式クレーン→高所作業車でもOK。
玉掛を持っていれば、小型移動式クレーン科目免除がありますし、小型移動式クレーンを持っていれば高所作業車で科目免除が出てきますので。
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画像はについては、ijmakiによるPixabayからの画像です。